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注目ワード「ふるさと納税」

「ふるさと納税」というワードを耳にしたことはありますか?ここでは、ふるさと納税について制度の内容やそれぞれの市区のふるさと納税の内容を紹介します。

登場人物

ゆきちゃん のんびり屋さんだけど明るい性格。近々子どもが生まれる予定の妊婦さん
れいこ先輩 しっかりもので物知りな会社の先輩

1. ふるさと納税とは

ふるさと納税って、何のためにするものなのか知ってる?

れいこ先輩
ゆきちゃん

美味しいものを貰うためです!

確かにそういうものもあるけれど…
まずはどんな制度か知ってから、ふるさと納税を行うのもいいかもしれないわね。

れいこ先輩

解説ふるさと納税とは、自分が応援したい自治体に「寄付」ができる仕組みのことです。「自分を育ててくれた『ふるさと』に、自分の意志でいくらか納税できる制度があったもいいのでは」(出典:「ふるさと納税研究会」報告書)、という問題提起から始まった制度です。

ここがポイント
  • 自分が応援したい自治体に「寄付」する仕組みです

2. ふるさと納税先の選び方

ゆきちゃん

じゃあ、ふるさと納税するところって、どう選べばいいのかなぁ?

ふるさと納税をする自治体の決め方はいろいろあるのよ。返礼品で選ぶ他に、自分にゆかりのある場所や寄付金の使い道なんかで選んでいるわ。

れいこ先輩
ゆきちゃん

選ぶ理由は色々があるんですね!

そうね。おいしいものを貰うというのも、理由のひとつになるわね。

れいこ先輩

ふるさと納税先を選ぶ理由

自分にゆかりのある場所 例えば、昔住んでいた場所、両親の出身地、本籍地、パートナーの出身地などの理由があげられます。
好きな市で選ぶ 例えば好きな映画やアニメの聖地、好きな有名人の出身地、住んでみたいと思っている街、憧れの街などの理由があげられます。
返礼品で選ぶ 最近は圧倒的にこれで選ぶ人が多いと思いますが、返礼品がお得感があるものや、美味しそうなもの、好きなキャラクタのコラボ商品、地元由来で応援したい、便利なサービスなどの理由があげられます。
寄付金の使い道で選ぶ 寄付金の使い道が自分の興味あるもの、応援したいものなどの理由があげられます。詳しくは次章を参照してください。
被災した市を選ぶ 地震や洪水等で被害にあった市に寄付をするという方法もあります。実際に被災直後にふるさと納税が殺到するということがあるようです。
ここがポイント
  • 返礼品だけでなく、他にも色々な理由でふるさと納税先は選ばれています!

3. ふるさと納税の寄付金の使い道

ゆきちゃん

好きな市とか、返礼品で選ぶのはわかるんですけど、寄付金の使い道で選ぶってどういうことなんですか?

自治体にふるさと納税で寄付したお金を何に使ってもらうか、こちらから指定できるの。自治体によって寄付金の使い道にいくつか種類があって、何について寄付するか選べるようになっているわ。例えば埼玉県の飯能市には「ムーミン基金」というのがあるの。北欧の雰囲気とムーミンの世界を体験できる施設と連携した観光施策の推進を図るために使われるそうよ。

れいこ先輩
ゆきちゃん

ムーミンなんてあるんですねぇ~。興味のあるものを選べばいいのか。利用するときは、どんな用途に使ってほしいのか、考えて寄付してみます!

解説生活ガイド.comに掲載されている「ふるさと納税に対する取り組み」は、ふるさと納税の寄付金を、自治体が何に使用しているのか、どんなことに力を入れているのかが分かります。興味のあるものがないかチェックしてみましょう。自治体によって特徴があるので、まずは興味を惹かれるものがないかみてみましょう。

寄付金の使い道で選ぶ方法

身近な分野から選ぶ 例えば、子育て中の方は子育て関連の制度、自転車が趣味な方は自転車道の整備、などを使い道に選ぶといった場合です。
災害支援を理由に選ぶ 被災した市の災害支援や復興支援のための寄付をするために使い道を選ぶ場合もあります。
制度の推進・拡充を理由に選ぶ 以前住んでいた時に気になった、ニュースでみて危機意識をもったなど、明確な使命をもって選ぶ人も多いです。
親しみやすいものから選ぶ 森鴎外基金、ムーミン基金などのようにわかりやすく、親しみやすい分野に寄付する方法があります。
ここがポイント
  • 返礼品だけでなく使い道についてもよく考えてみよう!

4. ふるさと納税の税制メリット

ふるさと納税は返礼品以外にもメリットがあるって知ってた?

れいこ先輩
ゆきちゃん

えっ!!!美味しいものがもらえるだけじゃないんですか!?

ふるさと納税では、住民税が控除されるわ。また確定申告をすると所得税の控除も適用されるわ。

れいこ先輩
ゆきちゃん

税金がちょっと安くなるということですね!

解説税金の控除をうけるには、ワンストップ特例制度を利用するか、確定申告をする必要があります。条件によって確定申告をしなければならない場合もありますが、住宅ローン減税制度と併用する場合などは、ワンストップ特例制度が有利なこともあるようです。どちらの方法も選べるなら、よく調べてから選択するといいでしょう。

ワンストップ特例制度と確定申告の違い

ワンストップ特例制度 確定申告が不要な給与所得者がふるさと納税を行う場合、確定申告をしなくても、ふるさと納税の寄付金控除を受けられる仕組みのことです。給与所得が2,000万円未満で、ふるさと納税先の自治体が5自治体以内の場合に適用されます。この制度で次年度の住民税から「寄付額-2,000円」分が控除されます。住宅ローン減税制度と併用する場合、ワンストップ特例制度の方が有利な場合があります。
確定申告 給与所得が2,000万円以上で、ふるさと納税先の自治体が5自治体を超える場合は、確定申告が必要です。条件にあてはならなくても確定申告できますが、所得税控除の上限に抵触しない場合、ワンストップ特例制度と確定申告で控除額合計は、原則として差がありません。所得税は確定申告後に還付され、住民税は次年度分から控除されます。
ここがポイント
  • ふるさと納税の税金の控除を受けるにはワンストップ特例制度か確定申告が必要です

5. ふるさと納税の控除上限額

ふるさとの納税で控除される金額は上限があって、所得によっても違うのよ。

れいこ先輩
ゆきちゃん

じゃあ、自分がいくらまで控除されるか、きちんと確認した方がいいんですね。

控除上限額をシミュレーションできるサイトがあるので、そこで出た金額を目安に、ふるさと納税をするといいわね。

れいこ先輩
ゆきちゃん

よーし!計算してみたから、早速なにかふるさと納税の寄付してみようかな!

解説控除上限額超えてふるさと納税で寄付しても、上限額を超えた分は控除されません。自分の控除上限額をしっかり把握してから、ふるさと納税の寄付をしましょう。

ここがポイント
  • 控除上限額をきちんと把握しよう!

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