自治体のおもしろい課の名前ランキング
投票期間:2020年08月11日〜2020年09月11日まで
先日、会員の皆様にご投票いただきました「自治体のおもしろい課の名前ランキング」の集計結果がでました。
投票にご協力いただきました会員の皆様にお礼申し上げます。誠にありがとうございます。
「自治体のおもしろい課の名前ランキング」トップ5は以下のようになりました。
千葉県 松戸市「すぐやる課」
(写真提供:松戸市役所 すぐやる課「松戸のかるた」)
「すぐやらなければならないもので、すぐやり得るものは、すぐにやります」の理念を掲げる「すぐやる課」は、昭和44年10月に発足されました。松戸市の安心・安全な生活環境の実現に向けて、様々な要望になるべく早く応えようとしてくれる市民の心強い味方です。
投票者のコメント
- 市民の要望に、迅速に応えようとしてくれるのがいいと思う。(40代 女性)
- 意気込みが伝わってくる。わかりやすい。(50代 女性)
- やはり一番困っている事を「すぐやる」というのが住民にとっては一番安心できる。(50代 男性)
- 名前の通りで、わかりやすく、実績もあるから。(40代 女性)
今回1位になりました松戸市役所の総合政策部「すぐやる課」のご担当者様にも、コメントをいただきました。
松戸市役所の総合政策部「すぐやる課」のご担当者様
男性 | 女性 | その他 |
---|---|---|
65% | 34% | 1% |
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1% | 5% | 9% | 31% | 32% | 16% | 5% | 0% |
兵庫県 芦屋市「お困りです課」
2位は兵庫県芦屋市の「お困りです課」でした。
昭和44年に発足した「お困りです課」は、市民の悩みや苦情などを受け付けています。親切・ていねい・迅速がモットーで、芦屋市民と行政とのパイプ役となるために設置されています。市民に寄り添ってくれるのが良くわかる課の名前になっています。
投票者のコメント
- 困っていても、どこに相談したら良いのか分からないことが多いので、そのような課があったら嬉しい。(50代 女性)
- 住民の困りごとや苦情に親身になって対応してくれそうだから。(60代 男性)
- 問いかけているみたいで良い感じだと思います。(80代 男性)
男性 | 女性 |
---|---|
60% | 40% |
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4% | 18% | 7% | 16% | 21% | 26% | 5% | 4% |
福岡県 福津市「うみがめ課」
3位になったのは福岡県福津市の「うみがめ課」です。
平成14年に発足した「うみがめ課」はウミガメの保護活動だけでなく、ゴミ問題や動物の保護などが主な業務になっています。ウミガメが来てくれるような環境を様々な視点から守ってくれています。
投票者のコメント
- 名前が可愛くて優しい感じがする。(60代 男性)
- ユニークで良い、環境問題も視野に入れているのが良い。(60代 男性)
男性 | 女性 |
---|---|
66% | 34% |
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
3% | 3% | 11% | 14% | 34% | 23% | 11% | 0% |
- 投票者全体の属性
-
男性 女性 その他 62% 38% 0% 10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代 2% 11% 14% 22% 25% 20% 5% 1%
1位の受賞コメント
すぐやる課は、市民の皆様に支えられて昨年で発足から50年を迎えることができました。たくさんの皆様に認識していただき、このような賞を頂けたことを非常に嬉しく思います。
(写真提供:松戸市役所 すぐやる課「ハチの巣駆除」)当課は、年間3,500件を超える市政に関する多種多様な要望に、迅速に対応しており、発足当初からの累計処理数は、16万3千件を超えております。
これからも発足当時より受け継がれている「すぐやらなければならないもので すぐやり得るものはすぐにやります」をモットーとしたすぐやる精神を胸に市民の皆様のサポーターとして奔走してまいります。
※駆除したハチの巣は、市役所の「すぐやる課」でも展示されています。
すぐやる課の名前の由来や課ができた経緯を教えてください
昭和44(1969)年10月6日に「すぐやる課」は誕生しました。
(写真提供:松戸市役所 すぐやる課「ヘビの捕獲」)当時の松戸市は、高度経済成長の中、東京のベッドタウンとして発展しており、毎年2万人のペースで人口が増加していました。市は道路・下水道・学校などのインフラ整備が追いつかず、こうした中で、「U字溝の破損補修」、「側溝の詰まり解消」、「道路上の動物の死体処理」など、市民の身近な問題について後回しされることが度々ありました。
そこで、たらい回しを排除して迅速な解決を図るため、当時の松本清市長(ドラッグストア:マツモトキヨシ創業者)発案のもと、「すぐやる課」が誕生しました。
(写真提供:松戸市役所 すぐやる課「リクガメの捕獲」)