ご当地キャラ・ロケ地等を新設した「地域・行政データ」を更新。幼児教育・保育の無償化により補助金に変化あり。
2019年12月5日
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この度、今年度の大規模なデータ更新を行いました。
またご当地キャラクターと市区が舞台・ロケ地となった作品の2項目が追加となりました。イラストや写真とともに紹介しているので、より一層市区の魅力が伝わるコンテンツになっております。
ご当地キャラクター |
くじらん(室蘭マスコットキャラクター) くじらん(室蘭マスコットキャラクター) |
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舞台・ロケ地となった作品 |
映画「妖怪人間ベム」
舞台・ロケ地:大黒島 大黒島 |
今回更新したデータには、特産品、お祭り、出身著名人など市区の特徴がわかりやすいものから、子育て関連や住宅助成の制度、水道料金など、暮らしに役立つ情報まで、多岐にわたります。さらに項目ごとのランキングも表示しており、主に水道料金、保育園、認定こども園関連のランキングも更新されました。
また今年度から、一部制度に対する市区の取り組みの変化を分析しております。
今年度は10月に幼児教育・保育の無償化制度が発足した影響で、私立幼稚園の補助金に大きな変化がありました。
分析1:市区の私立幼稚園の補助金制度
9月末までの市区の私立幼稚園補助金制度(新制度移行前の私立幼稚園のみ対象)が「あり」と答えた市区は45.2%でしたが、10月以降は国の制度で所得に関係なく補助されることになったため、11.8%と減りました。
※新制度移行前の幼稚園のみ対象
※新制度移行前、移行後のどちらの幼稚園も対象
また制度の内容も変化してきており、9月末までは国や都道府県の制度に一部上乗せする形が多かったのですが、10月以降は国の制度で給食費等が一部補助されないことを受け、給食費等を補填する補助が多くなっております。また幼稚園と類似の施設にもかかわらず、国の補助の対象とならない施設への補助もいくつか見受けられました。
分析2:子ども・学生等医療費助成の対象年齢
また子育て関連の代表的な制度として、子ども・学生等医療費助成がありますが、こちらの対象年齢にも変化がありました。
入院時の対象年齢の割合を昨年度と比較した図が上記になります。対象年齢は「中学校卒業まで」が一番多いのは今年度も昨年度も同じですが、昨年度より「18歳3月末まで」が増えているのがこのグラフからわかります。また、それ以外の「小学校卒業まで」、「小学校就学前まで」などの今年度の割合が減っているのをみると、全体的に対象年齢が高くなっている傾向があることがわかります。
入院時も通院時と同じく、「18歳3月末まで」が増え、対象年齢が拡大しているようにみえます。自己負担、所得制限等の条件もあるため一概には言えませんが、通院時も入院時も対象年齢が高くなり、制度の対象者が増加しているように思われます。
来年度も引き続き、制度の変化等を追っていく予定です。今後の動向に是非ご注目ください。
今後とも生活ガイド.comをなにとぞよろしくお願い申し上げます。