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老後は海外で優雅に!

 「旅の恥は掻き捨て」なんていいながら、海外旅行で大はしゃぎしている日本人の姿をテレビなどで目にすることがあります。最近では、正月休みや盆休みは海外で過ごすという人も少なくありません。国内旅行とさほど変わらない値段で海外旅行ができる時代だからこそ、海外に目が行くのかもしれませんね。


さて、海外旅行で訪れた国が気に入って、そこで余生を過ごしたいと考えている人も多く、海外旅行の目的が移住先を探すためという人も珍しくないようです。
何故、住み慣れた日本を脱出して海外に行こうと考えるのでしょうか。それは、日本の現状並びに将来に対する不安がこのような行動に現れているのでしょう。
高齢化や少子化によって核家族となり、誰に遠慮なく自由な居住環境を選択することが容易となってきました。以前は、「家を守る」とか「子どもと同居する」といったことが、当然と考えられていたのですが、そういうことに拘らなくてもよい時代が訪れたことが海外移住を考えるきっかけとなっています。


次に考えられるのは、年金不安と低金利が挙げられます。現在の日本を見ていると決して住みやすい国だとはいえません。物価も高いし、高齢者対策もまだ発展途上といえます。もしこれらを自助努力でまかなうとなれば、それ相当のお金が必要となってきますが、老後の生活基盤となる年金も期待薄、そのうえ、利息に関してはゼロに近いとなると日本を脱出したいと考えるのも分かるような気がします。


でも少し待ってください。本当にあなたは日本を捨てて海外で骨を埋めるくらいの覚悟が出来ているのでしょうか。気候も文化も異なる国に安易な気持ちで移住すると考えないほうがいいと思います。海外旅行と海外移住は違うのですから。