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定年後のポートフォリオ
「ポートフォリオ」って何? お答えしましょう。英訳すれば「紙ばさみ」という意味です。 「何故、定年後に紙ばさみが必要なの?」「ひょっとして、遺言状の整理のため?」なんて考えている人もいるかもしれません。 しかし、金融用語として使われる「ポートフォリオ」は、「資産の分散や組み合わせ」という意味なのです。
定年後は退職金をはじめ、いままでコツコツ貯めてきた預貯金や保険の満期金などで、個人の金融資産が増大しています。この蓄積された金融商品を大切に運用・管理していくためには、「リスクの回避」と「運用効率の追及」を考えていかなければなりません。
しかし、一つの金融商品だけでは一長一短があり、全てにすぐれているものは存在しません。性格の違う金融商品をバランスよく組み合わせることによって、リスクを抑えることができると同時に一定のレベル以上で効率よく運用を図ること可能です。
ただし、ここで問題になるのは各個人の資金運用に対する考え方です。一定の法則に従って誰もが同じポートフォリオを組むわけではありません。あくまで、個人の考え方が優先です。例えば、(1)「何のために資金運用を行うのか?」…資金の運用目的によって、資金が必要な時期や目標となる金額が異なります。(2)「いくら運用に回せるのか?」…運用できる金額により選択する金融商品の種類や分散できる金融商品の数も異なってきます。そして、(3)「どんな投資スタイルなのか?」…リスクに対する考え方や取り組み方などでリスク許容度が異なってきます。
このように各個人や家庭によってポートフォリオの組み方は千差万別であるとともに、世の中の金融情勢や相場環境などに対応しながら、そのバランスを時折、変えていかなければなりません。定年後のポートフォリオは、他にはない自分流のポートフォリオを組みましょう。
- <提供:モーニングスター>
