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「一坪」って何平方メートル?

 不動産取引の商談でよく耳にするのが、「この物件の広さは何坪あるの? 」、「この物件は○○坪あります。」という顧客と業者のやり取り。この「坪」という単位は日本独自の「尺貫法」の単位であり、昭和41年以降の法改正等により、不動産登記上土地の面積や建物の床面積は平方メートルを用いることになり、尺貫法は使えなくなりました。しかしながら、不動産取引の現場では未だにこのような具合です。


一般的な理解としてあるのが、一坪3.3平方メートル。これは間違いではないのですが、正確に言うと一坪3.305785123…(永遠に続く)平方メートルなのです。計算式はこうです。
1.平方メートルから坪へ換算する場合、(平方メートル)×0.3025=(坪)。
2.坪から平方メートルへ換算する場合、(坪)÷0.3025=(平方メートル)。


 ですから、一坪3.3平方メートルで考えていると、実際はそれより少し多いのです。ですから、坪数 が多くなるとその誤差も大きくなり、トラブルの原因にもなりかねません。
居住用物件を購入する場合、融資の条件や税制上の優遇措置において面積要件が定められていることが多く、全て平方メートルによります。例えば、購入者がそれを考慮して(一坪3.3平方メートルとして)、面積要件の上限ギリギリの物件を選定しても、実際の契約面積は上限を超えていたという事態にもなりかねません。0コンマ数平方メートルでも超えると適用になりません。


 もちろん、今や「坪」を前提とした取引はなく、全て平方メートルにてなされているとは思いますが、それにも拘わらず、商談の場になると「坪」で表現してしまうという現実がまだあるのです。21世紀にもなり、そろそろ「坪」離れがススンでもよいのでは!!