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丈夫で長持ちするマンションとは?

 マンションは、建築材料の質や建物の構造、施工の方法、管理の良し悪しによって寿命が違ってきます。
建物の中で最も基本的な部分は「構造躯体」です。躯体とは人間でいう骨や筋肉にあたります。マンションの構造で代表的なものには鉄筋コンクリート(RC)造と鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)がありますが、SRC造は鉄骨が入っているのでより丈夫といえます。
建物が長持ちするかどうかは構造よりも施工の方法によって異なります。RC造もSRC造も、柱や外壁の中の鉄筋が錆びないようにコンクリートで覆われており、このコンクリートの厚みが不十分だと鉄筋が錆び、錆びると体積の膨張でコンクリートにひびが入るので強度が落ちてしまいます。外壁のコンクリートの厚さは建築基準法で3センチ以上と定められているので通常外壁の厚さは鉄筋の部分とコンクリートの厚さで15~20センチ以上になります。
また、丈夫で長持ちするマンションの条件として給排水管の交換のことも大切です。給排水管の寿命は15~20年といわれています。この給排水管が容易に交換できる構造のマンションであればよいのですが、もし給排水管がコンクリートに埋め込まれているなどで交換がしにくい場合には多額の工事代が必要になります。このため最近建てられたマンションでは給排水管をコンクリートに埋め込まず、室内の床の間に給排水管が通る構造にすることで交換しやすくしています。また、給排水管の材質も「塩ビライニング鋼管」にすることや、給排水管の継ぎ手の部分を錆止めコーティング処理をするなどの工夫がなされています。
いずれもパンフレットだけではわからないので、現地で売主の不動産会社に確認したり、自分でも設計図書を理解できるように勉強することも必要です。
この他にマンションの維持管理や長期修繕計画などがしっかりとなされている管理組合のマンションは丈夫で長持ちするマンションの要件となります。