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女性とライフプラン~「シングルマザーのライフプラン」~

 NHKでかつて放映していた連続テレビ小説「私の青空」は、未婚の母の主人公「なずな」が、一人息子「太陽」とともにシングルマザーが抱える様々な問題を、周囲の温かい励ましや厳しい目に支えられながら乗り越えていくというストーリーです。

 晩婚化の進行等による未婚率の上昇など人々の結婚観も時代と共に変貌しつつあります。それと同時に、離婚、死別、はたまた未婚の母など色々な事情によってオンナの細腕1本で、子どもを育てていかねばならない「なずな」のようなシングルマザーの存在もそう珍しいものではなくなりました。

 ここでは、そんなシングルマザーたちのマネープランについて考えてみましょう。シングルマザーならではの悩みはさまざまですが、何よりお金に関わる部分で大きいのは、子どもを育てながら、女性一人の収入で家計を支えなければならないということ。まずは何とか親子が生活することが先決ですが、その「生活」を第一に考え過ぎて目先の家計にばかり追われていると、子どもが進学する時の蓄えや、病気、失業等で収入が途絶えた時の備えが何もないことになってしまいます。その時になって慌てても、どうにもなりません。

 そこで、日々の生活と同時に、(1)万が一の場合に備えて、せめて子どもが独立するまでに十分な保障のある生命保険などの加入を。病気や失業した時のことも想定しておく。(2)教育方針や進学コースに併せて子どもの教育費を確保する。子どもの成長に応じて保育料、家庭教師・塾・お稽古事の費用、進学に必要な入学金や授業料など。(3)自分の老後資金の確保。子育てに全力を使い切ってしまって、老後の蓄えはスッカラカン。なんてことにならないように、公的年金を補完する方法を考えておく。それとともに、住まいの確保も重要な課題。以上のような3つのポイントについてしっかりと計画を立て、将来のリスクに備えましょう。

 また、シングルマザーには、国や自治体によって、児童扶養手当、就学費援助、扶養のための資金貸付、医療費助成などのバックアップ制度があります。それ以外にも「ニュー福祉定期預(貯)金」や「マル優」は、各種年金や各種手当を受けている人だけが利用できる有利に貯蓄するためのバックアップ制度もあります。これらの優遇制度をチェックして最大限に活用することも大切です。