『春!ウォーキングをはじめよう。』勅使川原郁恵

「ウォーキングの魅力は?」
ウォーキングは、年齢を問わず誰でもすぐに出来る運動です。お金を使うことなく、いつでもどこでも手軽に楽しめます。しかも健康維持にも役立ち、毎日続けていくことで、ストレスを感じることなく、自然の風を感じ、穏やかに過ごすことができます。
また、歩く事によって見えてくるものがたくさんあります。
それは、普段何気なく車で通り過ぎていた場所を、違った目線で見ることで、小さなお花や、自然、綺麗な風景を感じることが出来ます。それだけでなく、人と触れ合うことが自然と多くなり、コミュニケーションが生まれ、輪が広がります。そのようにして、毎日楽しく生活出来るようになっていくと思います。
「わたしのお勧めスポット」
私が去年、完全踏破した中山道がお勧めです。
中山道は昔の建物が今も残っていて、昔の日本にタイムスリップした感じを覚えました。
たとえば、昔ながらのカーブが多い道であったので、次はどんな風景が広がっているのかな、と楽しみながら歩くことができました。さらには家の庭まで道のようになっていたりして、まるで探検しているかのように、わくわく楽しめるところもありました。
その中山道でも、特に私のお勧めは馬籠・妻籠です。
ここは道が石畳になっていたり、郵便配達員の方が、頭に傘をかぶり、昔ながらの格好をしていたりして、街の雰囲気を大切にしているなぁといろいろなところで感じられます!このように時間の流れがゆっくりしているので、本当に心がゆったり落ち着くところが、お勧めです。
「歩くと、新しい発見がありますよ」
歩く中で、自然に触れ、地域の文化に触れ、人に触れ、どこを歩いていても、多くの出会いがあります。そして、季節の花、旬の野菜など、その地域ならではのおいしいものを発見できます。そうなると、次から次へと、いろいろな場所に行ってみたくなり、好奇心旺盛になります。
また、実際に中山道を自分で歩いてみて、本当に多くの人がウォーキングを愛していることがわかりました。歩くペースは、人それぞれ違いますが、気の合う仲間と一緒に楽しむ人、一日何キロと決め目標を立てて歩く人など、さまざまな楽しみ方があるんだなぁ、と思いました。
このようにウォーキングは、人生を楽しむひとつの要素で、一生続けられ、一生楽しめるスポーツだと、分かりました。これからもウォーキングを通して、いろんな街や人に出会いに行きたい!と思っています。
勅使川原 郁恵(てしがわら いくえ)
3歳からスケートを始める。中学2年でオリンピック強化指定選手となり、めきめきと実力をつけ、1996年世界ジュニア選手権で総合1位に。日本のトップスケーターまで上り詰め、その後は世界でもトップレベルの戦いを繰り広げ、世界選手権11回出場、オリンピックに3回出場を果たす。
トリノオリンピック後に引退を決意。中学生の頃からのもう一つの夢であった「スポーツキャスター」を目指し、第二の人生挑戦中。「今までの自分の経験を活かし、あらゆる競技のアスリートの考えを、これからスポーツ選手を目指す子供達を初め、スポーツの素晴らしさ・楽しさを分かりやすく伝える役割を果たしたい」と考えている。その明るく人懐っこいキャラクターから今年3月3日に日本ウォーキング協会の「親善大使」に就任。歩くことの楽しさ、そこでの出会いの素晴らしさを、一人でも多くの方々に伝えるべく活動している。
スポーツをキャスティングするCaSpo http://www.caspo.jp/
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