マイホーム購入と生命保険
住宅という大きな買い物をし、住宅ローンという大きな借金を背負ってしまうと、家族に対する責任がこれまで以上に重くなるため、一家の主が死亡した場合の保障、すなわち保険金を大きくする必要があるのではないか、と考える方が多いと思います。しかし、住宅ローンを組むと、ほとんどの場合「団体信用生命保険」というものに加入することになるため、本来必要となる保障はむしろ小さくなります。
このように、住宅購入時は生命保険の見直しの良いタイミングといえます。
団体信用生命保険について
賃貸住まいの家庭の場合、たとえ世帯主が死亡しても、残された家族はその後も家賃を払い続けなくてはいけません。これを考慮すると、準備しておくべき保障は大きくなります。これに対し、持ち家だと家賃が必要ないのは当然ですが、世帯主の死亡後はローンも支払わなくて良いのです。というのも、住宅ローン契約と同時に「団体信用生命保険(通称:団信)」という生命保険に強制的に加入させられるため、ローン契約者が死亡した場合には、残債がすべて保険で支払われるのです。
ですから、賃貸住まいの時に比べ、残された家族の住まいは確保されているため、必要となる保障額が小さくなるということになります。ローンで家計への負担が大きくなりますので、生命保険の見直しを行い、家計のスリム化を図ると良いでしょう。
見直しのポイント
必要保障額の算出において、住居費の負担を大きく減らせるわけですが、忘れてはいけないのが住居の維持という点です。
マンションの場合ですと、修繕積立金は確保する必要がありますし、一戸建ての場合でも、10年~20年に1度くらいのリフォームや壁の塗り替え、屋根の葺きなおしなどの費用はみておく必要があるからです。

飯野 拓哉(イイノ タクヤ)
SBIホールディングス(株)の自動車保険一括見積もり請求サイト「保険の窓口インズウェブ」の運営に従事。ファイナンシャル・プランナー。
自動車保険一括見積もり / インズウェブ
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