医療保険について
生命保険の中でも、最近の傾向として死亡時の保障より病気やケガで入院した場合に保険金を受け取れる医療保険(入院保険)に関心が集中しています。テレビコマーシャルでも、各社の商品が頻繁に流れていますよね。
日本の国民は公的医療保険制度で守られ健康保険・国民健康保険などに加入しています。
しかし、健康保険法が2002年7月に改正され、段階的に医療費の自己負担が増え、入院すると1日あたりの自己負担額が1万5千円といわれるような状況となっております。
公的な医療保険ではカバーされない差額ベット代、さらには入院時の食事療養費や保険の適用されない治療費、お見舞い返し、診断書代、その他費用が必要となるケースがありますので、民間等の医療保険に加入しておくとそんな時に助かります。
今回は医療保険を選ぶ際のポイントについてご説明させて頂きます
一入院あたりの支払い限度日数は何日?
入院が長期にわたった時に気になるのが、一入院あたりの支払い限度日数です。商品によって60日型・120日型・360日型・730日型・1000日型・1095日型などがあります。
一般的には120日型が多く販売されているようです。
保険期間は定期タイプそれとも終身タイプ?
<定期タイプ>
保険期間が5年、10年単位で更新していく「更新タイプ」と70歳満了などの契約者の年齢がその年齢に達したときに保障のなくなる「歳満了タイプ」があります。更新タイプは当初の保険料は安いですが、更新ごとに保険料は高くなります。歳満了タイプは加入時の保険料が更新タイプより高めですが満了時まで保険料は変わりません。
<終身タイプ>
保障は一生涯続きます。保険料の払込方法には亡くなるまで払い続ける「終身払い」と一定期間で払い終える「短期払い」があります。
月々の保険料負担としては「終身払い」のほうが安いです
入院した場合、入院保険金は何日目から受け取れる?
病気入院の場合、「8日以上入院した場合、初日から給付」されるタイプや「5日以上入院、5日目から給付(4日免責)」されるタイプが以前は主流でしたが、最近は一泊二日の短期入院や当日のみの日帰り入院も対象にする商品も発売されています。
保険料をなるべく安くしたい
「死亡保険金」や前回ご説明した「解約返戻金」のないものがあります。さらには一日あたりの定額払いでなく実際に負担した医療費に基づき給付される「実損払いタイプ」もあります。しかし、安く感じる商品は期間が短かったり、保障がシンプルである等の理由がありますので、よく商品内容を調べておくことが必要です。
主契約ですか? 特約ですか?
医療保障は出来れば単体の医療保険に入るほうが安心です。特約で加入する場合、死亡保障などに付加している場合が多いのですが、主契約の死亡保障を解約すると特約である医療保障もなくなってしまいます。
さらに保険料の払済み時に特約が消滅したり、80歳までの保険料負担が一時に発生する場合があります。
最近の医療保険は生保会社に限らず損保会社からも発売されており、各社工夫を凝らした商品が数多く発売されています。その中から、後で後悔しないように自分の希望にあった保険商品を見極めることが大切です。
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飯野 拓哉(イイノ タクヤ)
SBIホールディングス(株)の自動車保険一括見積もり請求サイト「保険の窓口インズウェブ」の運営に従事。ファイナンシャル・プランナー。
自動車保険一括見積もり / インズウェブ
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