快適リフォーム術と悪徳リフォームの実態

住み良いお部屋に大変身! プロが指南するリフォーム術

満足できるマイホームとは?

2006.9.27

「マイホームは3度目にしてようやく満足できるものが建てられる」といった話を耳にしたことがありますが、その様な悠長な事は言っていられません。
何といっても、一生に一度あるか無いかの買い物なのですから…。

さて、その買い物に皆さんは何を求められますか?「外観」?「動線」?「収納スペース」?「住宅設備」?…。
そこで主観的ではありますが、かいつまんでお話ししたいと思います。

動線

「動線」これは字の通り人の動く線(経路)ですが、人によってそれぞれ生活スタイル・生活習慣が異なるわけですから、望む事は多種多様な事でしょう。ここに一番時間をかけた方がよいと思います。(例えば、キッチンには勝手口を設置したい・各お部屋に行くには必ずリビングを通るようにしたいetc・・・)要望は全て挙げる。

但し、敷地条件等によりできないという事が往々に考えられるので、優先順位をつけておく。そうする事により出来なかった事に対しても、後々「あれだけ建築士と話し合って出来なかったのだから・・・」と自身が納得できれば満足度につながるはずです。動線からは少し話しがそれますが、コンセント・スイッチの位置も重要です。

失敗を少なくするコツはお部屋に対しての家具配置をあらかじめ決めておく。(これって結構ポイントですよ!)

ダボレール
ダボレールphoto
■4本1組で棚板を支えます。
■好きな位置に棚板を移動でき、数も後から増やせます。

収納スペース

「収納スペース」はお部屋を広くしたいが為に疎かになりがちだと思われます。
洋室・和室・リビングについては将来を見越した家具置場の確保が重要です。

玄関・脱衣室・洗濯室・トイレについては真っ先にコンパクトにされる場所ではないでしょうか。実はこれが落とし穴です。こういった場所こそ少し広げて収納スペースを確保すると格段に空間に広がりを感じる事ができるはずです。

更に細かな物がたくさんある場所には棚が有効でしょう。

安価に施すならダボレールを採用してはどうでしょうか? 既存の収納にも日曜大工程度で設置可能です。(既存の収納に設置の場合、ダボレール設置壁面に補強が無いと思われますので、積載荷重には注意してください)

住宅設備

「住宅設備」については、とくに各ショールーム等に出かけて実物を見て実物に触れて下さい。
特に流し台(カウンター)の高さについては、身長によって随分と使い易い高さが異なってきます。(15年程前は床からの高さが80cmをいうタイプが主流でしたが、現在では85cm・90cmが主流になっています)

認知度が随分高くなってきた、住宅用太陽光発電システムは、環境保護という観点からも是非設置したいものです。
家庭で使用する電気を賄うものですが、不足分は従来通り電力会社より供給(買電)されます。
このシステムでは蓄電(溜めておく事)が出来ませんが、使用する電気量より発電量が多い場合は、電力会社に売電する事ができますので、ムダがありません。補助金制度も年々減少してきてはいますが、まだ継続されていますので、有効に活用して下さい。

住宅用太陽光発電システム

電力会社との接続(系統連系)により、昼間に多く発電し余った電力は自動的に電力会社に送られ、発電しない夜間や雨などで発電量が少ない時は電力会社から電力の供給を受けることができるシステムです。

最後に、一番難しくて、一番重要な事は「資金に余裕を持つ」という事ではないかと思います。
金銭面で妥協した事は必ずと言っていい程後悔してしまうものです。
建物の場合、すぐにやり替えるといった代物ではありませんので・・・。

たわいもない事ばかりですが、新築やリフォームの際の参考になれば幸いです。

川井 大治

川井 大治

SBIプランナーズ株式会社
本社デザイン企画部
http://www.sbi-planners.co.jp/

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