母乳とミルク その2
2007.9.12
厳しい暑さもだいぶ和らいではきましたが、今年はまだまだ残暑が残りそうですね。
一生懸命暑い夏を乗り切った赤ちゃんも大きく成長しているでしょう!
秋に入ると、赤ちゃんとの楽しいお出かけの機会も増えますね!
今月は、『母乳とミルク その2』をテーマにいたします。
【母乳と薬】
- 風邪をひいてしまいました。授乳中ですが市販の風邪薬を飲みながら母乳を与えても大丈夫でしょうか?
- 授乳中のお母さんが薬を飲んだ場合、ほとんどの薬の成分は乳汁中へ移行しますが、その量はわずかだといわれています。市販の風邪薬を4~5日くらい飲む程度であれば赤ちゃんへの影響はないと考えてよいでしょう。
授乳中に病気をした場合は医師へ授乳中であることを話し、赤ちゃんへ影響の少ない薬を処方してもらう必要があります。薬によっては授乳を中止しなければならないものもありますが、これはホルモン剤や抗がん剤・免疫抑制剤・ある種の抗うつ剤などの限られたものだけです。多くの薬は授乳を中止する必要はないでしょう。
ただ、薬は少量でも母乳へ移行しますので、授乳中はやはり安易に薬を飲まないほうがいいでしょう。風邪薬は直接ウイルスそのものをやっつけるのではなく、風邪による頭痛や咳、熱などの不快な症状を一時的に抑える目的で使います。薬だけに頼らず安静と休養に心がけるようにしましょう。
【母乳が足りているか不安】
- 母乳で育てたいと思っていますが、病院の時のように毎回体重計で哺乳量を測定して いる訳ではないので足りているかどうか不安です。母乳不足の見分け方を教えてください。
- 赤ちゃんが勢いよくおっぱいに吸い付いて、両方のおっぱいを15分で飲み終わり、満足そうに眠りに入って次の授乳までに2~3時間間隔があいているということであれば、母乳は足りていると考えてよいでしょう。母乳が足りている赤ちゃんは機嫌がよく、うんちも沢山でます。
最初は赤ちゃんの飲み方も下手なので授乳に時間がかかったり、間隔があかなかったりということもありますが徐々にリズムが整ってきます。 母乳が沢山でているお母様のおっぱいは、授乳前にはった感じがあり、赤ちゃんが飲み終えて少しすると軽くなったように感じるでしょう。
反対に赤ちゃんが30分以上も乳房から吸い付いて離れなかったり、間隔が1時間位しかもたない、いつも不機嫌でぐずついたりしている場合は母乳不足が疑われます。 うんちは生まれてから1ヶ月位までは頻繁に出ますが1ヶ月過ぎてくるとだんだん排便のリズムができてきます。
2~3日に1回でもまとめてたっぷり出て、それが赤ちゃんのリズムであれば問題ありませんが1週間以上も便が出ない赤ちゃんは母乳不足かもしれません。1ヶ月過ぎた頃に、飲み終わったおっぱいを離そうとすると、甘えてぐずり泣きする赤ちゃんもいますが、あやしてみて機嫌がよければ母乳不足ではないでしょう。 赤ちゃんの体重は生まれてすぐに減りますが、1週間位で生まれたときの体重に戻ります。
その後は1日約25g以上ずつ増えていき、1ヶ月でおおよそ1kg位増加します。母乳が足りているかどうか心配になった時は赤ちゃんの体重を測ってみて、増え方がが足りないようであれば医師や保健師などの専門家に相談してみましょう。
授乳についての不安や悩みをもつお母さんはすごく多いといわれています。
同じくらいの赤ちゃんがいる友達や出産・育児経験のある先輩に相談してみると、すごく安心できたり、悩みが軽減する大きなきっかけになります。
気軽に相談できる人をつくっておくのも、子育ての大切なコツになりますよ!!
ティーペック株式会社
旧厚生省の助言・指導のもとに北欧や米国の医療・介護関連の制度やシステムについての長年の研究を経て、平成元年(1989年)、日本で最初に設立された24時間・年中無休体制による電話健康相談の専門会社です。
電話健康相談の累計も850万件を超え、多くの人たちの健康をサポートしています。
http://www.t-pec.co.jp/
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