育児相談コラム

発育・発達、病気やケガ…。赤ちゃんがすくすく健康に成長するための暮らしアドバイス。

赤ちゃんと毎日の暮らし

2007.5.17

GWはいかがお過ごしになったでしょうか?
今年は暦にも恵まれ久しぶりに長期でお休みになった方も多かったことでしょう!
気温もすっかり暖かくなり赤ちゃんとの外出の機会も増えてくる季節ですね!

今月は、『赤ちゃんと毎日の暮らし』をテーマにいたします。


【頭を打った】

  • ベビーベットから畳の上に頭から落ちてしまいました。落ちたあとはしばらく泣いていたのですが、今は普通にしています。病院へ連れていったほうがいいのでしょうか?
  • イメージ赤ちゃんは体に比べて頭が重く、危険から身を守ることが出来ない為、どうしても転倒や打撲などの事故が多くなります。
    頭を打った場合は意識があるかどうかが大きなポイントになります。赤ちゃんの場合は泣けば意識があると判断してよいでしょう。その後、普通にしていて食欲もあればあまり心配はありませんが小さいお子様の場合は症状がはっきりしない場合もあります。軽く打った場合でも2~3日は意識状態や嘔吐、発熱などに注意するようにしましょう。
    交通事故や高いところから落ちて、頭に強い力が加わった場合は注意が必要です。
    打った時に泣いても、その後「ぼーっ」としている、呼びかけても反応が鈍いなど明らかに意識状態が悪い時、嘔吐を繰り返す、けいれんをおこす、眼球の動きがいつもと違うなどの症状があった場合は、急いで病院に行く必要があります。

    意識がない時やけいれんを起こしているときは大声で呼びかけたり体を揺すったりしないようにします。体を刺激しないようにして静かに寝かせ、救急車の到着を待ちましょう。頭にこぶか出来ていたら、氷水でしぼったタオルや氷のう、冷却シートなどをこぶの部分に当ててしばらく冷やします。
    赤ちゃんは自分で身を守ることが出来ませんので大人がよく気を付けてあげましょう。
    歩行器は転倒の危険がある為、あまりおすすめ出来ません。ベビーベットの棚を上げておく、家の中の階段には防護柵をつける、自転車の補助いすに赤ちゃんを乗せたまま側を離れないようにする、乗用車では抱っこせずに必ずチャイルドシートに乗せるなどを心がけるようにしましょう。

【やけどの手当て】


  • 熱いおみそしるを子供の足にこぼしてしまいました。急いで冷やしたのですが、足の甲が赤くなっています。その後の処置について教えてください。
  • やけどした場合は、とにかくすぐに水で20分以上冷やすことが大切です。
    手や足のやけどは水道水を流しながら冷やしたり、バケツに氷水を入れてその中に手や足をつけて冷やしましょう。冷やすときには無理に衣服を脱がさず、そのまま衣服の上から冷やすようにしましょう。
    やけどの深さによる分類その後の処置はやけどの程度によって変わります。
    第1度のやけどは皮膚が赤くなってヒリヒリ痛みますが水ぶくれはできません。十分に冷やしたら、赤くなっている部分にガーゼを当てて様子をみましょう。
    第2度のやけどは皮膚が赤くなって腫れあがり、水ぶくれが出来ます。冷やしたら水ぶくれを潰さないようにして、皮膚科にいくようにして下さい。潰れてしまったら清潔なガーゼでおおい、家庭薬などは塗らないようにします。
    第3度のやけどでは皮膚は白くゴワゴワしていたり、黒く焦げたようになっています。皮膚の神経もやけどをおこしているので、痛みは感じません。やけどの部分を十分に冷やした後に、すぐに病院に行くようにします。この場合は治るまでに1ヶ月以上かかり傷跡が残ってしまいます。また、治ったあとがケロイドを起こすこともあるので、場合によっては植皮手術を必要とします。

    やけどの広さも重傷度を判断するのに大切です。
    お子様の片腕や片足1本分の面積のやけどは生命に危険がある為、急いで救急車を呼んで熱傷センターへ行く必要があります。救急車を待つ間はやけどの部分を冷やし続け、運ぶ間は濡らしたバスタオルやシーツでやけどの部分をおおうようにします。
    顔や頭をやけどした場合は、皮膚が薄く、あとで顔がひきつったり髪が生えないなどのトラブルが起こることがありますので、冷やした後は病院でみてもらったほうが安心です。顔や頭は水をかけにくいので保冷剤や氷のう、氷水に浸したタオルやガーゼで冷やすようにしましょう。
    やけどは予防が大切です。
    ポットやアイロン、炊飯器などをお子様の手の届くところに置かない、お子様を抱いたまま熱い飲み物を飲まない、熱いものが入った容器をそばに置かない、ストーブには囲いをするなどの予防策を心がけるようにしましょう。

毎日の楽しい赤ちゃんとの暮らしは、赤ちゃんの安全があればこそ!! 日常の赤ちゃんの「安全確保」はお母さん、お父さんの責任でもあります。 いつでもやさしく赤ちゃんを見守ってあげましょう。

ティーペック株式会社

旧厚生省の助言・指導のもとに北欧や米国の医療・介護関連の制度やシステムについての長年の研究を経て、平成元年(1989年)、日本で最初に設立された24時間・年中無休体制による電話健康相談の専門会社です。

電話健康相談の累計も850万件を超え、多くの人たちの健康をサポートしています。
http://www.t-pec.co.jp/

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