子どもの教育費
この4月で下の子どもも小学生になりました。
今まで小学生のお兄ちゃんが7時30分に家を出て、ぐずぐずしている娘は9時30分に保育園に行っていました。(夜が遅い私の責任でもあります)
朝の2時間、このなんともいえない無駄な時間が、この4月からなくなりました。7時30分には二人とも家をでます。
「こんなに楽なのか」と毎日あまった時間を有意義に使っています。
ところで子どもの教育費ってどれぐらいかかるかご存知ですか
| 幼稚園> | 小学校 | 中学校 | 高校 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 公立 | 私立 | 公立 | 公立 | 私立 | 公立 | 私立 | |
| 教育費 | 128,667 | 341,273 | 54,515 | 132,603 | 956,233 | 342,152 | 769,458 |
| 学校外教育費 | 92,881 | 141,969 | 218,848 | 299,469 | 315,435 | 315,435 | 265,231 |
| 合計(その他含む) | 238,178 | 509,419 | 314,161 | 468,773 | 1,274,768 | 516,331 | 1,034,689 |
平成16年度「子どもの学習費調査」文部科学省
| 大学・国立 | 大学・私立 | |||
|---|---|---|---|---|
| 自宅 | 下宿 | 自宅 | 下宿 | |
| 学費 | 72・7 | 61.3 | 135・3 | 134.1 |
| 生活費 | 53・1 | 154・3 | 51・9 | 141.2 |
| 合計 | 125・8 | 215.8 | 187.2 | 275.3 |
文部科学省「平成14年度 学生生活調査報告」
一般的にはこの数字を使います。高校まで公立、大学で私立としても1,000万円を超えます。
しかし、これだけで驚いてはいけません。あくまでも教育費です。実は子ども1人を育てるのにかかる養育費は3,000万円ともいわれています。
2人いれば・・・・。
確かに小学校では給食費程度しかかかりません。
しかし、この3月4月だけでも
体操着、上履き、絵の具セット、習字セット、ピアニカ、リコーダー、クレヨン、サインペン、粘土、はさみ、筆箱、鉛筆、防災頭巾などなど。
全部合わせると数万円が飛んでいきました。
さらに写真代、遠足代、保険の加入などなど。
「お母さん、上履きの中で足が丸まっちゃうんだけど・・・」
突然息子に言われたときにはびっくり。そうだ足は大きくなるんだ。自分の足がここ10数年大きくなったことなどないのですっかり忘れていました。外靴は痛みが激しいので、そのつど買い換えていたのですが、上履きは落とし穴でした。そのように洋服も、靴もすぐに小さくなり、かなりの負担がかかります。
さて話がそれましたが、子どもの教育費用というのは生まれた時点で、費用がかかる時期のおおよそ予定を立てることができます。
例えば高校まで公立、大学で私立といった場合、高校までの学校にかかる費用は毎月の生活費や、ボーナスなどで対応できることが多いようです。しかし、大学となると4年間では500万円近い負担になりますからさすがに家計の範囲内では無理があります。
そこで事前に準備をする必要がでてきます。18歳を満期にした学資保険や、子ども保険、積立などがあります。生まれた直後から18年間、毎月1万円ずつ積み立てると216万円になります。小学生になり、保育料や幼稚園のお金がかからなくなったら1万円を追加して2万円ずつ7歳から18歳まで積み立てると360万円になります。残りの140万円は大学に入学してからの2年間で、ボーナスや、家計からの捻出で何とかなりそうでは?
「子どもと一緒に教育資金も育てよう」というキャッチフレーズを以前どこかの研修会で聞きました。
「でも子どもが私立の大学にいくかどうか分からないから・・・」と思われた方。
お金は邪魔にはなりません。腐りません。もしそうなったら貯めたお金はご自分たちの老後資金や、家族旅行、車の購入費に変えることができるのです。
ぜひ子どもがうまれたら長い目で教育費用について考えてみてください。
次回はもう少し具体的に「学資保険、子ども保険、積立のポイントについて」です。
中島智美(なかじま ともみ)
公立保育園、幼稚園勤務を経て、現在は独立してファナンシャル・プランナーをしています。自分も二人の子どもがいますが、子どもにとってもなかなか大変な世の中になってきました。今まではいい大学に進学して、有名な会社に就職すれば、退職金をもらい、年金をもらって老後の生活も安心でした。
ところが自己責任という名のもと、私たちは今までのように国や会社に頼っていくことができなくなりつつあります。そんなときに役に立つのは、生きていくための知識です。
ここでは子育てコラムを担当しますので、各自治体の子育て情報をいろいろな視点から(FPとして、母親として、現場で働いていた経験も交えて)書いていきたいと思っています。どうぞ末永くよろしくお願いいたします。
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