コラム:育児

学童保育について

2006.3. 8

image今回は学童保育についてです。

先日子どもの小学校が学級閉鎖になりました。
ふと思ったのですが、学級閉鎖の時は学童保育はどうするのだろう?

我が家はおばあちゃんがいるので学童保育は利用していませんが、子どもの友達に聞いたところ、なんと、学級閉鎖の時には学童でも朝から子どもを預かってくれないとのこと。

子どもの具合が悪ければ仕事を休むのは仕方がありません、しかし学級閉鎖の前後に子どもの具合が悪ければ下手をすると1週間ぐらい休むことになってしまうかもしれません。

なかなかそんなに長くは休めないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、学童保育にもいろいろな形態がありますので、あらかじめ不明な点などは確認をしたほうが良いですね。

学童保育所

昨年5月現在では、全国で15,309ヶ所の学童保育所があります。前年比631増。やはり働く母親が増えている分、学童保育所を利用する子どもも増えているということでしょうか。
学童保育所は大きく3つに分けられます。

  1. 地方公共団体が設置している
  2. 社会福祉協議会や、父母会に委託され、半分公営、半分民営
  3. 民間が設置して、民間が運営(公的な補助金ないものあり)

公的な施設であれば補助金がありますので保育料の負担が軽いのですが、民間であれば自己負担が多くなります。いくつかの学童保育を比べてみましょう。

対象児童 保育料 その他
横浜市こどもの国学童クラブ 1年生から6年生 22,000円/月
18時~19時までの延長の場合4000円
入所金30,000
傷害保険2,400円/年
福岡県春日市 1年生から3年生
4年生以上も可能
3年生まで
おやつ代6000円プラス保育料1,500円
4年生以上
おやつ代3600円
プラス保育料1,500円
年会費1,300円
名古屋市八事東学童保育 1年生から6年生まで
平日は6時まで
土曜日は9時から5時(6時)まで
3年生まで19,000円
4年生以上15,000円
それぞれおやつ代1,500円、教材費500円プラス
季節負担金20,000/年
入所金1時金10,000円、設備費10,000円

http://www.geocities.co.jp/SweetHome-Skyblue/6187/jissai/sisetu01.html
(遊び学遊邑舎・全国の学童保育のHPを見ることができます)

学童保育は子どもたちの放課後の安全のためにも重要な施設です。
ところが保育園では7時まで子どもを預かってくれていたのが、学童保育では5時、6時までしか預かってもらえず、子どもだけで両親の帰りを待つことも少なくありません。
また小学校3年生までというところもあり、4年生からの子どもの居場所がなくなってしまうという現状もあります。

新しい学童保育

最近保育園に併殺された学童保育を見かけることがあります。これはとってもいいなと思います。兄弟が保育園に通っていれば、一緒に迎えに行けますし、預けているほうも保育園と併設ということになれば職員も多くなり、安心です。

また学校の中に学童保育所ができているところもあります。(児童館に併設されている学童保育もあります)新しいことがいろいろ試されている時期なのかもしれません。

個人的に考えているのは、学校を放課後有効活用したらどうかということです。

学校には、家庭科室、図工室、図書室、音楽室があるのですから、例えば、両親が遅くなる子どもたちは大人の手を借りながら夕食を作って食べてもいい。自分で料理ができるようになれば小学校を卒業して、中学生になっても、大人になってからもとても役に立つのではないでしょうか。インスタント食品を買って食べるより栄養もあります。みんなで作って食べれば楽しいしおいしい。

図工室ではじっくり絵を描いたり、工作をしたりできます。
図書室では誰かが読み聞かせをしてくれるかもしれません。

小学校の近くに住む、1人暮らしの元気な方々も、1人でさみしく過ごすより、夕方子どもたちに接して、けん玉や、こま、お手玉など、テレビゲームでない遊びをじっくり教えてもらえば、お互いに幸せになれるような気がします。

地域で子どもを育てる。この学童保育がそれをつなげる一歩になるかもしれません。

次回は児童館についてです。

中島智美さん

中島智美(なかじま ともみ)

公立保育園、幼稚園勤務を経て、現在は独立してファナンシャル・プランナーをしています。自分も二人の子どもがいますが、子どもにとってもなかなか大変な世の中になってきました。今まではいい大学に進学して、有名な会社に就職すれば、退職金をもらい、年金をもらって老後の生活も安心でした。
ところが自己責任という名のもと、私たちは今までのように国や会社に頼っていくことができなくなりつつあります。そんなときに役に立つのは、生きていくための知識です。
ここでは子育てコラムを担当しますので、各自治体の子育て情報をいろいろな視点から(FPとして、母親として、現場で働いていた経験も交えて)書いていきたいと思っています。どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

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