専業主婦でも利用できる子育て施設や制度について
働いている母親だと、子どもを預けるということにそれほど抵抗がありません(そうしないと仕事もできません)。
ところが専業主婦となると、子どもを預けて自分の時間を作るということにまだまだ抵抗を感じたり、後ろめたさを感じる人も多いのではないでしょうか。
私も1人目が生まれて、2人目が1歳になり保育園に入園するまで4年間ほど専業主婦の期間がありありました。自分は子育てをすることが仕事なのだと思い、自分のために時間を使うということはとうていできることではありませんでした。
でも下の子どもが1歳になり、保育園に二人を預けて仕事を再開すると、もちろん体はきついのですが、精神的にはとっても楽になりました。子どもとずっと向き合っているというのは母親にとっても、子どもにとっても、もしかしたらあまりいいことではないのかもしれません。今回は近くに実家や子供を預かってもらえるような知人がいない場合に使える子育て施設についてお知らせします。
保育園の一時保育
お住まいの市区町村に認可保育所があると思いますが、その保育所の中の何園かで「一時保育」が導入されていると思います。私も利用をしていました。これは保育園で1日(9時から4時ごろを目安に)預かってくれる制度です。
週に3日まで利用できるというところもあり、正社員ではないので、保育園に入園はできないが、週に3回ほど仕事に行くというときや、介護で病院に、あるいは自分が病院に行くなどという場合にも利用できます。
もちろん自分のリフレッシュにも利用してかまいません。保育料は市区町村によって違いますが、おおよそ2,000円程度です。これでほぼ1日預かってもらえて、さらに給食や、お昼寝も子どもは経験ができます。保育園の給食はたくさん種類がありとても自分では作れそうもないものも出してもらえるので、それも良い経験です。
この1日保育の場合はあらかじめその園に登録をする必要がありますので、各園に問い合わせてみてください。
自宅の近くであれば友達もできてお互いに良いことがいっぱいあると思います。
| 市町村 | 年齢・保育の理由など | 保育料 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 札幌市 | 3歳未満 | 2,000円 | 保護者の就労・災害・事故・出産・冠婚葬祭・介護の場合(昼食代別途300円) |
| 3歳以上 | 1,200円 | ||
| 3歳未満 | 2,700円 | 保護者の心理的・肉体的負担を解消(リフレッシュ)(昼食代別途300円) | |
| 3歳以上 | 1,600円 | ||
| 神戸市 | 緊急保育 | 2,400円 | |
| リフレッシュ保育 | 3,600円 | ||
| 亀岡市 | 3歳未満 | 2,000円 | 飲食代は別 |
| 3歳以上 | 1,500円 | ||
| 高岡市 | 1日 | 2,000円 | |
| 半日 | 1,000円 | ||
| 大阪市 | 0歳時 | 2,700円 | 昼食代別 |
| 1・2歳児 | 2,000円 | ||
| 3歳児以上 | 1,200円 | ||
| 新座市 | 1日 | 2,000円 | 園により保育料に違いあり |
| 半日 | 1,000円 | ||
| 佐賀県・鹿島市 | 1日 | 2,000円 | 昼食代別の園あり |
| 半日 | 1,000円 |
ファミリーサポートセンター
これもお住まいの市区町村にこの制度があれば利用することができます。子どもを預かってくれる人と、子ども預けたい人のマッチングをしてくれるのがここの特徴です。1時間から預かってもらえて費用はそれぞれ差はありますが、昼間の時間であれば1時間700円程度です。
子どもを預かってくれる人をサポート会員といいますが、子育ての経験者などが登録をしていて、保育園の送り迎えなどもお願いすることができます。二人目を出産するので、病院にいく間ちょっとだけ見てもらいたいというようなときには便利な制度です。1対1で見てもらえるので、いきなり保育園のような集団は難しいというときにはベビーシッターのようなイメージでお願いすることができるのではないでしょうか。
財団法人女性労働協会
こちらで各ファミリーサポートセンターの検索ができます。
次回は子どもの医療費と保険についてです。
中島智美(なかじま ともみ)
公立保育園、幼稚園勤務を経て、現在は独立してファナンシャル・プランナーをしています。自分も二人の子どもがいますが、子どもにとってもなかなか大変な世の中になってきました。今まではいい大学に進学して、有名な会社に就職すれば、退職金をもらい、年金をもらって老後の生活も安心でした。
ところが自己責任という名のもと、私たちは今までのように国や会社に頼っていくことができなくなりつつあります。そんなときに役に立つのは、生きていくための知識です。
ここでは子育てコラムを担当しますので、各自治体の子育て情報をいろいろな視点から(FPとして、母親として、現場で働いていた経験も交えて)書いていきたいと思っています。どうぞ末永くよろしくお願いいたします。
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