「100万人のふるさと回帰運動」と「ふるさと回帰フェア2006」
近年、新しい価値観のもとに、地方暮らしを希望する都市生活者が急増しています。こうした時代の要請を受けて、2002年11月2日に、全国の消費者団体、労働組合、農林漁業団体、民間団体や有志などが一同に集い、NPO法人「100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター(略称・ふるさと回帰支援センター)」を設立しました。
「100万人のふるさと回帰運動」は、全国知事会をはじめとする地方6団体の後援のもとに、新しいライフスタイルの創造を視野に入れ、都市生活者がIターン、Jターン、Uターンなどを通じて、多様な形で地方、農山漁村に回帰・循環し、健康で安らぎのある豊かさが実感できる生活を創造しようとする運動です。
さらに、ふるさと回帰支援センターは、帰農・就農・就労などだけではなく、定年後に年金を糧に地方での生活を希望する人や、都市生活者が一時的に地方に滞在し、より豊かな生活を楽しむことを考えている人などをも支援していきます。インターネットなどを活用して、ふるさと回帰のための研修や各地での「ふるさとお試し塾」(帰農塾・学び塾・ふるさと塾など)を実施しています。
ふるさと回帰フェア2006は、昨年に引き続いての2年目の開催となり、10月13日(金)前夜祭シンポジウムを皮切りに、10月14日(土)をメインとして、東京・大手町のJAビル、日本経済新聞社ビル、大手町サンケイプラザ・メトロスクエアで、15,000名近い参加者で実施することができました。
前夜祭シンポジウムは、作家・猪瀬直樹さんの「団塊世代よ、ふるさとへ帰ろう!」の講演でスタート。会場の日経ホールは、超満員の熱気に包まれました。
明けて14日は、朝から晴天。10時のスタートには、お米プレゼントに長蛇の列ができました。全国101自治体が出展した「自治体相談コーナー」では、ふるさと情報を入手したい人たちが、それぞれの狙いの県や市町村コーナーを訪れ、「熱気の話し合い」が展開されていました。日経ホールでは、作家・藤本義一さんの話題満載の記念講演。引き続き午後の「21世紀FIT構想」(FITとは福島・茨城・栃木のこと)では、NPOふるさと回帰支援センター顧問・菅原文太(俳優)の信念に裏付けられた「平成の大疎開」のトークで大いに盛り上がりました。JAホールでは、40代の若手3知事(山形県・斎藤知事、新潟県・泉田知事、佐賀県・古川知事)が、NPO理事・見城美枝子(青森大学教授)の司会で「知事のふるさと自慢合戦」という熱いバトルがあり、午後は全国10地区のふるさと回帰実践者による「ふるさと暮らし実践リレートーク」でさまざまな実践例が紹介されました。このようなユニークな企画の他に、JAビルと大手町サンケイプラザの間は歩行者天国として、多数の「ふるさと市場」が出展。
花笠音頭(山形県)や喜界・島踊り(鹿児島県)の郷土芸能競演があり、即席田舎暮らしに役立つ「トレーラーハウス」の展示や、いわき市提供のさんま1200匹を炭火で焼いて試食等々、この紙面にはとても書ききれない多彩なイベントで、2日間延べ15,000名の「ふるさと回帰」に関心を持った都市生活者が参加しました。
このイベントは、来年2007年10月にも開催予定です。これから毎月いろいろな情報をお知らせしますので、「ふるさと回帰100万人運動」へのご支援をよろしくお願いします。
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