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      <title>【生活ガイド.com】食と健康</title>
      <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/</link>
      <description></description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2007</copyright>
      <lastBuildDate>Thu, 20 Dec 2007 10:34:24 +0900</lastBuildDate>
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            <item>
         <title>オリーブオイルの魅力 </title>
         <description><![CDATA[<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/oil-1.jpg"  style="float:right;margin-left:10px;" />メタボリック症候群などが問題になるにつれて、健康志向の植物性食用油の人気が高まっています。新しい機能性油も発売されていますが、私は昔ながらのオリーブオイルが好きで、いつも使っています。なぜそんなに好きかというと、オリーブオイルは、工業製品ではなく<strong><font color="#256900">“農産物”</font></strong>という感じがするからです。油と一緒に栽培された土地の気候風土が個性的なボトルに詰められて、他の油にはない独特の味わいと楽しみ方ができるような気がするのです。</p>
<p>そこで今回は、オリーブオイルの特徴について少し掘り下げてみることにしましょう。</p>
<p>ドレッシングやマリネはもちろんのこと、私は炒め物やその他いろんな料理にオリーブオイルを使います。揚げ物にオリーブオイルを使うと、たくさん食べても胃もたれしないのでついつい食べ過ぎてしまうのが玉にキズですが・・・。生地のしっかりしたパンにオリーブオイルをたっぷりつけて食べるのもおいしいですね。</p>
<P>オリーブオイルの本場イタリアには、数え切れないほどの搾油所があります。搾油所によってオリーブオイルの味や品質が決定付けられるので、どこの搾油所で絞った油かということは重要です。また、ワインのボジョレー・ヌーヴォーのように、今年収穫して絞ったばかりの新油は、<strong><font color="#256900">ノヴェッロ</font></strong>と呼ばれて珍重されます。ちなみに私のお気に入りは、プーリア地方のウンブリア地区で栽培、搾油された<strong><font color="#256900">エクストラバージン・ノヴェッロ</font></strong>※です。</p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/oil-2.jpg"  style="float:right;margin-left:10px;" />このオリーブオイルの特徴は、その風味です。口に含んだ次の瞬間、唐辛子のようにピリリとします。ところが、もぐもぐ噛んで飲み込んだ後、１５秒ぐらい経つとさっきの辛さがスーッと消えて、のどにさわやかな後味が残るのです。不思議なことに唐辛子は全く入っていません。これは一度味わうとクセになります。こんな風に、オリーブオイルにはそれぞれに持ち味があり、健康に良いだけでなく、<strong><font color="#256900">日々の暮らしを豊かにしてくれる楽しい食材だと思います。</font></strong></p>
<p>またオリーブオイルには、他の植物油とは大きく異なる点がふたつあります。そのひとつは商品化までのプロセスです。菜種油やごま油は、原料が種子で表皮が固いので、長距離の運搬が可能ですが、オリーブは果実であり、柔らかくてすぐに痛んでしまうので、収穫したその日のうちに絞るのが理想です。そのため、搾油所はたいてい畑のすぐ近くにあります。</p>
<p>そしてもうひとつの大きな違いは、<strong><font color="#256900">製造方法そのものです。</font></strong>他の油は、絞った後、化学処理や加熱処理をして製品化されるので、出来上がった製品は画一的で個性はあまり感じられません。ところがオリーブオイルは、製造工程で熱を加えたり化学処理をしたりすることが一切ありません（まるでジュースですね）ので、原料のオリーブの個性や搾油方法による特徴が油の味に反映されるのです。</p>
<p>また、製造工程で加熱処理をしないため、オリーブが持ついろいろな微量成分や豊富な抗酸化成分が壊されることなく、そのままの状態でオイル内に残るため、健康に良いとされる栄養成分が豊かで、尚且つ酸化（品質劣化）しにくいのです。</p>
<p>最近では、国産のオリーブオイルも増えてきました。オリーブが日本国内で栽培されるようになったのは、明治４１年に農商務省が三重・香川・鹿児島の３県で栽培試験を開始してからです。<strong><font color="#256900">「国内で食用油を生産できるようになる必要がある」</font></strong>という国策だったと言われています。そして当時栽培に成功したのは香川県だけだったので、以来、香川県がオリーブの特産地となったのです。</p>
<p align="right" style="font-size:10px;color:#777;">※	エクストラバージン・ノヴェッロ
エクストラバージンは、一番絞りの中でも特に高品質なものをいいます。<br />（バージンオイルは一番絞り）
ノヴェッロは、その年収穫されたオリーブを絞った新油のこと。</p>
<table>
<caption align="bottom">オリーブ園ホームページより引用 <a href="http://www.1st-olive.com/olive_info4.htm" target="_blank">http://www.1st-olive.com/olive_info4.htm</a></caption>
<tr>
<th colspan="2">オリーブオイル中の微量成分</th>
</tr>
<tr>
<th>炭化水素</th>
<td>スクワレン、カロティン(特にβ-カロティン)、環状炭化水素</td>
</tr>
<tr>
<th>ステロール類</th>
<td>β-シトステロール、カンペステロール、スティグマステロール、ブラシカステロールなど</td>
</tr>
<tr>
<th>トコフェロール類
(ビタミンＥ類)
</th>
<td>α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール</td>
</tr>
<tr>
<th>フェノール類</th>
<td>カフェー酸、プロトカテク酸、バニリン酸、クマル酸、フェルラ酸、オリューロペイン(オリーブの苦味成分)</td>
</tr>
<tr>
<th>色素</th>
<td>クロロフィール(葉緑素)、カロティノイド</td>
</tr>
<tr>
<th>芳香成分</th>
<td>芳香族炭化水素、テルペン類、アルコール類、アルデヒド、ケトン、エーテル、フラン誘導体、チオフェン誘導体、エステルなど70種以上</td>
</tr>
</table>
<p style="border: 2px solid #e3efca; padding: 5px; background-color: #faffef; margin-bottom: 10px; margin-top:20px;">オリーブの写真<br /><a href="http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/olive.html" target="_blank">http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/olive.html</a><br /><a href="http://www.si.gunma-u.ac.jp/index-j.html" target="_blank">群馬大学社会情報学部</a>の青木繁伸先生の「植物園」より借用</p>
<br />
<br />
<br />

<div class="clr"></div>

<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>【村長プロフィール】　木本直實（きもと・なおみ）</h2>
<strong>1964年</strong>　神戸生まれ。関西大学卒業後、サントリー株式会社で13年間勤務。<br />
<strong>2000年</strong>　大分県内に移住し、極限環境微生物を使った環境コンサルタントに転身。<br />
<strong>2004年</strong>	農業生産者たちとのネットワークを活かし、ネットショップ『じんわり村』設立。<br />
<strong>2006年</strong>　ＳＢＩホールディングス（株）『生活ガイド.com』にて「食と健康」コラム連載開始。
こだわり食材専門の業務用販売を開始。湯布院の一流旅館や料亭と取引開始。<br />
<strong>2007年</strong>　無農薬・有機野菜の栽培開始。（契約農家に栽培方法を指導）農業資材販売開始。（財）大分県産業創造機構刊『創造おおいた』にて「じんわり村から」コラム連載中。<br />
<p><strong>【じんわり村】</strong>　<a href="http://jinwari.jp/" target="_blank">http://jinwari.jp/</a></p>
</div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/12/post_17.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Thu, 20 Dec 2007 10:34:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>「有機栽培」と「無農薬栽培」の違いがわかりますか？</title>
         <description><![CDATA[<p>農業と食の安全についての話題になると、「有機と無農薬はどう違うのか？」「オーガニックの定義は？」という質問をよく受けます。確かにちょっとわかりづらいので、整理してみたいと思います。</p>
<p>ＪＡＳ法では、<strong><font color="#ff4400">「有機農産物」</font></strong>のほかに<strong><font color="#ff4400">「特別栽培農産物」</font></strong>が規定されており、その中に「無農薬」とか「減農薬」という分類がなされています。</p>
<h4>「有機農産物（オーガニック）」とは</h4>
<p>・種まきまたは植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培する。<br />・栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない。<br />・遺伝子組換え技術を使用しない。</p>
<h4>農水省ホームページ『有機食品の検査認証制度』より</h4>
<P><a href="http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/new_jas/organic.html" target="_blank">http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/new_jas/organic.html</a></p><p>この有機食品のＪＡＳ規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査し、その結果、<strong><font color="#ff4400">認定された事業者のみが有機ＪＡＳマークを貼ることができます。</font></strong>
<img alt="jas" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/jas.gif" width="113" height="72"  style="float:right;margin-left:5px;"/>この「有機ＪＡＳマーク」がない農産物や農産物加工食品に、「有機」、「オーガニック」などの名称の表示や、これと紛らわしい表示を付すことは法律で禁じられています。</p><div class="clr"></div>
<p><table>
  <tr>
    <th colspan="2" style="text-align:left;">「特別栽培農産物」の定義<br />
<span style="font-weight:nomal;">平成１６年度の法改正により、無農薬・減農薬・減化学肥料という呼び方を止め、「特別栽培農産物」という呼称に一本化されました</span>
</th>
  </tr>
  <tr>
    <th width="150">無農薬栽培農産物</th>
    <td>農薬を使わずに栽培された農産物。（化学肥料を使っている可能性はあります）</td>
  </tr>
  <tr>
    <th>無化学肥料農産物</th>
    <td>化学肥料を使わずに栽培された農産物。（農薬を使っている可能性はあります）</td>
  </tr>
  <tr>
    <th>減農薬栽培農産物</th>
    <td>農薬の使用回数が該当地域で使用されている回数のおおむね５割以下で栽培された農産物。</td>
  </tr>
  <tr>
    <th>減化学肥料農産物</th>
    <td>化学肥料の使用回数が該当地域で使用されている回数のおおむね５割以下で栽培された農産物。</td>
  </tr>
</table></p>
<p>一時期、店頭には「オーガニック野菜」「有機野菜」「自然栽培」「天然農産物」といった、実態がよくわからない表示がたくさん並んでいました。共通の基準がなく、責任の所在がわからない状態でした。このままでは品質や安全性を確認することが難しく消費者の利益が守れないという判断から、安全の指標として有機ＪＡＳ法が定められたという経緯があります。</p>
<p>有機ＪＡＳの認定基準は非常に厳密で、すべての農産物や栽培方法に全国一律の基準をあてはめることには無理もあります。認定を受けられない例として下記のような事例が挙げられます。</p>
<p>・水源にしている河川の上流に民家があり、生活排水を農業用水に使っているとされる場合。<br />・近所に農薬散布をしている田畑があるために、農薬飛散の可能性があると考えられる場合。<br />・多品種少量生産の生産者の場合。（認定は１品目ごとに申請・登録が必要で、費用がかかりすぎる）</p>
<p>これを見ると、有機ＪＡＳ認定を受けるには、単一作物を生産し、近くに田畑や民家のない山奥か無人島でないと無理･･･とさえ思えてきますね。実際、有機ＪＡＳ認定を受けるために、生産者は大変な努力をしておられます。しかし消費者は消費者で、ちょっと立ち止まって考えたいのです。</p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/tsuti.jpg"  style="float:right;margin-left:5px;" />そもそも農業の目的とはなんでしょうか？　有機ＪＡＳ認定を受けること？それとも農薬を使わないことでしょうか？どちらも農業の本質ではありません。<strong><font color="#ff4400">「農業」</font></strong>とは作物生産であり、<strong><font color="#ff4400">目的は、良い作物をたくさん作ることです。</font></strong>「作物をつくる仕事」をする中で、良い作物をたくさん作るために土づくりをしたら健康で豊かな土壌になり、『結果的に農薬を必要としなかった』ということなのです。</p><p>人間にたとえると、『適度な運動と規則正しい生活、バランスの取れた食事と適正な睡眠を心がけた結果、この冬は風邪をひかなかったので風邪薬を飲みませんでした』というのと同じことです。</p><p>国の基準はあくまでも消費者が損害を被らないためのもの。生産者の方々には、安全で栄養たっぷりの美味しい作物を生産していただきたいと思います。</p><br />
<p><img style="border: 3px solid rgb(220, 220, 220);" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/lemon.jpg"  alt="イメージ"/></p>
<br><br>
<div class="clr"></div>
<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>【村長プロフィール】　木本直實（きもと・なおみ）</h2>
<strong>1964年</strong>　神戸生まれ。関西大学卒業後、サントリー株式会社で13年間勤務。<br />
<strong>2000年</strong>　大分県内に移住し、極限環境微生物を使った環境コンサルタントに転身。<br />
<strong>2004年</strong>	農業生産者たちとのネットワークを活かし、ネットショップ『じんわり村』設立。<br />
<strong>2006年</strong>　ＳＢＩホールディングス（株）『生活ガイド.com』にて「食と健康」コラム連載開始。
こだわり食材専門の業務用販売を開始。湯布院の一流旅館や料亭と取引開始。<br />
<strong>2007年</strong>　無農薬・有機野菜の栽培開始。（契約農家に栽培方法を指導）農業資材販売開始。（財）大分県産業創造機構刊『創造おおいた』にて「じんわり村から」コラム連載中。<br />
<p><strong>【じんわり村】</strong>　<a href="http://jinwari.jp/" target="_blank">http://jinwari.jp/</a></p>
</div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/11/post_14.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Tue, 20 Nov 2007 09:23:55 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>野菜の値段について考えてみよう</title>
         <description><![CDATA[<p>いよいよ、食品の価格上昇傾向が顕著になってきました。<br>主な原因は、小麦・とうもろこし・石油などの高騰の影響です。値上げの対象品目は<strong><font color="#ff4400">パンや麺類、ハム・ソーセージ、カレールーや加工食品</font></strong>など多岐にわたります。
世界的な食糧事情などを踏まえると、今後も食品の価格は徐々に上昇していくと考えられます。しかし、これまでの数年間、日本はデフレ経済下で多くの商品の価格は下落傾向でした。</p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/daikon.jpg" width="200" height="150" style="float:right;margin-left:5px;" />ではちょっと視点を変えて、野菜の値段はどうでしょうか？最近、スーパーの店頭で買い物をすると、その値段の安さに驚くことがあります。</p><p>たとえば、大根が1本100～150円前後で売られていたりすると、「この大根はどんな作り方をされたんだろう？」と不安に感じますし、「生産者の生活は大丈夫だろうか？」と心配になったりします。</p><div class="clr"></div>
<p>野菜や果物の一般的な流通経路を見てみましょう。私たち消費者の手許に届くまでには、なんと5段階を通っています。（大手スーパーなどは卸を介しない場合もあります）</p>
<img alt="image1019.gif" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/image1019.gif" width="504" height="145" />

<p>それぞれの流通段階では、販売手数料が差し引かれます。たとえば、各流通の取り分がそれぞれ20％ずつと仮定してみます。1本150円の大根の場合だと関係者の取り分は、生産者＝30円、JA＝30円、青果市場＝30円、卸＝30円、小売＝30円、となります。</p>
<p>生産者が受け取る代金は1本当たり30円ですので、<strong><font color="#ff4400">大根を1000本栽培した場合の売上金は3万円</font></strong>ということになります。そしてそこからさらに、種代・肥料・農薬・除草剤・梱包資材・水・人件費（種まき・手入れ・農薬散布・収穫・ブラシ洗浄・葉落とし作業・箱詰め作業・農協への納品運搬など）などの諸経費を差し引くと、場合によっては、<strong><font color="#ff4400">商品を出荷すればするほど赤字が増えるというケースも少なくないのです。</font></strong>
（※　実際に生産者に入る代金は20％よりも、もっと少ないという説もあります）</p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/nouyaku3.jpg" width="200" height="150"  style="float:right;margin-left:5px;"/>大根を植えてから収穫するまでに約3ヶ月かかります。この売上代金でゆとりある生活は期待できそうにありません。どの作物もこれぐらいの手取りしかないとすると、<strong><font color="#ff4400">いかにローコストで大量に生産するかということが最大の課題になってしまいます。</font></strong>手間のかかる有機肥料や堆肥ではなく、手軽で安価な化学肥料を使い、除草剤をしっかり撒き、殺虫剤や殺菌剤をたくさん使いたくなるのが人情でしょう。農家も生活がかかっているので、コストおよび労力削減のため、安全性や味や栄養価は二の次にならざるを得ないのです。</p>
<p>デフレ傾向で物価が下がると、モノが買いやすくなることは確かです。けれど一方で<strong><font color="#ff4400">“何か大切なもの”</font></strong>が犠牲になっているのかも知れません。犠牲になるのは大抵外から見えにくい部分です。私が見てきた中では、多くの場合、<strong><font color="#ff4400">『安全性』と『生産者の暮らし』</font></strong>でした。</p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/tanemaki1.jpg" width="200" height="150" style="float:right;margin-left:5px;" />これは決して生産者だけの問題ではありません。あまりに値段の安さを追求しすぎると、最後にはツケが回ってきます。消費者だけが幸せになり、生産者は困窮している･･･というのでは、すぐに破綻してしまうでしょう。“安くて、きれいで、手軽で、安全で、美味しいもの”などあり得ないのだと思って、<strong><font color="#ff4400">生産者が額に汗して作ってくれた作物や食べものを、それなりの対価を支払ってありがたくいただく、</font></strong>そんな時代がやってきたのかも知れませんね。</p><br><br>
<div class="clr"></div>
<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>【村長プロフィール】　木本直實（きもと・なおみ）</h2>
<strong>1964年</strong>　神戸生まれ。関西大学卒業後、サントリー株式会社で13年間勤務。<br />
<strong>2000年</strong>　大分県内に移住し、極限環境微生物を使った環境コンサルタントに転身。<br />
<strong>2004年</strong>	農業生産者たちとのネットワークを活かし、ネットショップ『じんわり村』設立。<br />
<strong>2006年</strong>　ＳＢＩホールディングス（株）『生活ガイド.com』にて「食と健康」コラム連載開始。
こだわり食材専門の業務用販売を開始。湯布院の一流旅館や料亭と取引開始。<br />
<strong>2007年</strong>　無農薬・有機野菜の栽培開始。（契約農家に栽培方法を指導）農業資材販売開始。（財）大分県産業創造機構刊『創造おおいた』にて「じんわり村から」コラム連載中。<br />
<p><strong>【じんわり村】</strong>　<a href="http://jinwari.jp/" target="_blank">http://jinwari.jp/</a></p>
</div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/10/post_16.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 19 Oct 2007 09:31:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>賞味期限と消費期限。</title>
         <description><![CDATA[<p>先ごろ、北海道の有名なお菓子「白い恋人」のメーカーが、賞味期限を改ざんしたとして問題になりました。メディアでも連日大きく取り上げられ、倒産してしまうのでは？と心配になるほどでしたね。</p>
<p>でも、ちょっと待ってください。私には、<strong><font color="#ff0000">『賞味期限』の意味を正しく理解していない人が多いのではないか？</font></strong>と思えてならないのです。「賞味期限」には、「ホワイトチョコレートをはさんだクッキーには製造後○日を賞味期限としなさい」というような決まりはありません。賞味期限を何日間にするかは、メーカーが任意に決めて表示することになっているのです。</p>
<h4>賞味期限の定義とは<br>定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。<br><br>消費期限（食品）の定義は<br>
定められた方法により保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日をいう。
</h4>
<p>●厚生労働省ホームページ「加工食品に関する共通Ｑ＆Ａ」より引用<br><a href="http://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/kakou2/index.html" target="_blank">http://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/kakou2/index.html</a></p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/0920-1.gif" width="470" height="171" style="margin:5px 0;" /><br>（富士通　オフタイムマガジンより借用）<br><a href="http://sme.fujitsu.com/tips/column/column219.html" target="_blank">http://sme.fujitsu.com/tips/column/column219.html</a>
</p>
<p>消費期限は、豆腐や弁当のように変化が速い食品について、「消費期限以降に食べたらおなかをこわすかも知れませんよ」という意味が含まれますが、賞味期限には、比較的痛みにくい加工食品が、『決められた方法で保存すれば、賞味期限までは間違いなく風味も変わらずおいしく食べられますよ』という趣旨だということができます。</p><p>つまり、賞味期限を書き換えたこと自体は、違法ではないのです。（個人的に私は、以前と比べて白い恋人の味が落ちていたことの方が、製造原価を下げるために材料を変えたのではないかと気になっています）</p><p>今回のような事例に過剰反応することは、長い目で見て消費者にとってプラスにならないと私は考えています。なぜならば、こういう事例の後、必ずと言っていいほど、「行政の管理体制に不備があったのでは？」という議論に流れる風潮があります。「役所はもっとしっかり管理しろ」「国の法整備はどうなっているのか？」と責任をどこかに持っていこうとすればするほど、国や行政の管理体質が高じていきます。結果的に、法や規則でがんじがらめの、暮らしにくい世の中になってしまうのではないかと私は危惧しているのです。</p><p>現実問題として、消費期限はかなり厳密に設定されていますが、賞味期限はかなり余裕をもって実際より短めに設定されるのが一般的です。賞味期限を過ぎているからと簡単に捨ててしまわず、かじってみて大丈夫かどうか自分の舌で確かめてみましょう。誰かに管理してもらうより、生きていく上ではるかに役立つはずです。</p><p>法律違反者が厳しく罰せられるのは当然ですが、そうでない限りは、極力管理せず自由競争に任せるのが資本主義の原則です。私たち消費者は、こういう時こそ冷静な目を持ち、物事の本質を見極められるようになりたいものですね。</p><p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/0920-2.jpg" width="470" height="191" /><br>消費期限と賞味期限の違いに注意しましょう。（コープさっぽろより借用）<br><a href="http://www.coop-sapporo.or.jp/member/piatto/095/q-and-a.html" target="_blank">http://www.coop-sapporo.or.jp/member/piatto/095/q-and-a.html</a></p>
<p><a href="http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1211-8f.html" target="_blank">http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/12/s1211-8f.html</a><br>●厚生労働省・農林水産省「第1回食品の表示に関する共同会議」<br>「品質保持期限及び賞味期限の用語の統一について」
</p><p><a href="http://www.ikasa-fha.org/hyouji.html" target="_blank">http://www.ikasa-fha.org/hyouji.html</a><br>●岡山県井笠保健所「活かすぜ！IKASA」食の安心・安全情報</p><p><a href="http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/tamafuchu/kouhou/shoku-mini/17-2.htm" target="_blank">http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/tamafuchu/kouhou/shoku-mini/17-2.htm</a><br>●東京多摩府中保健所</p>
<br><br>
<div class="clr"></div>
<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記：<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a></div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/09/post_15.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Thu, 20 Sep 2007 09:16:53 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>土づくりと無農薬農業</title>
         <description><![CDATA[<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/kenkou0820-1.jpg" width="200" height="180" style="float:right;margin-left:10px; "/>
じんわり村の野口さんご夫妻は、20年ほど前まではタバコの生産者でした。タバコの葉は日本たばこ産業（ＪＴ）の専売特許ですから、契約栽培です。つまり、栽培した全量をＪＴが買い上げるよう法律で定められていますので、価格相場に悩まされることが多い農家にとってはありがたい作物といえます。

しかし、問題もあります。ご存知のように<strong><font color="#336600">タバコには毒性があります。</font></strong>私もタバコ畑に入って収穫作業を少し手伝ったことがありますが、葉（特に新芽）には強いニコチン臭があり、しばらく畑にいるだけで目が痛くなり、頭もガンガンして吐き気がしてきます。<strong><font color="#336600">健康に良くないことは明らかです。</font></strong>

そして、タバコの栽培には農薬が欠かせません。そもそもタバコ自身が強い毒性を持っているので、そこにやってくる病原菌や害虫を排除するには、さらに強い農薬が必要なのです。</p>
<p>野口さんは熱心に栽培管理して、近隣でも群を抜く収穫高を誇っていました。けれども、家に帰って靴を脱ぐと、足が農薬でただれて湿疹だらけでした。内臓にも変調を来たし始めたことに危機感を持った野口さんは、タバコ栽培と農薬から手を引くことを決心し、人参の無農薬栽培を始めたのでした。
当時の農村では、近代農法がもてはやされ、化学肥料や除草剤を多用するのが普通でしたので、馬糞を発酵させて堆肥を作ったり、除草剤を使わず畑にはいつくばって雑草を取る野口さんを、近所の人たちは「除草剤という便利なものがあるのになぜ使わないのか？変わり者だなあ」と笑いました。</p>
<p><img alt="="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/kenkou0820-2.jpg" width="200" height="180" style="float:right;margin-left:10px; "/>それから15年以上が経ちますが、野口さんの農業に対する姿勢は今もまったく変わりません。馬糞や米ぬかなどで堆肥を作り、畑にたっぷり入れます。<strong><font color="#336600">高温発酵微生物資材（※１）</font></strong>をたっぷり使って、土壌微生物が増えるように土づくりをします。もちろん、農薬も化学肥料も除草剤も一切使いません。
<strong><font color="#336600">野口さんが作った人参は見るからに生命力にあふれています。</font></strong>立派で美しく、味が良く、1ヶ月経っても見た目も味もほとんど変わりません。（抗酸化成分が豊富なので鮮度保持力があるのです）また、甘みがあり、糖度が18度まで上がることも珍しくないのは、<strong><font color="#336600">土壌が豊かで、根が養分をたっぷりと吸い上げているからです。</font></strong>小さな子どもはおやつに生でぽりぽり食べますし、煮るととろけるように柔らかく、ジュースにすると本当に甘い。とにかく体が喜ぶのがわかります。</p>
<p><img alt="="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/kenkou0820-3.jpg" width="200" height="180" style="float:right;margin-left:10px; "/>そんな安全で美味しい野口さんの人参は大変な人気で、全国から業者が買い付けにやってきます。高級旅館やレストラン、病後で食生活に気を遣う人たちからも引っぱりだこで、毎年、種まきをする前から予約ですべて完売しています。皆から喜ばれ認められ、農業が楽しくて仕方がないという顔で、いつもニコニコしています。</p><p>「草とりは腰が痛くて大変だけど、人が喜んでくれるので張り合いがある、農業が楽しくて止められない」のだそうです。そして、知り合いの農家の人がこう言うそうです。
「今思うと、野口さんのやり方は賢かった。土がすっかり弱ってしまった自分たちには今さら真似はできないし、真似しても追いつけない」</p><div class="clr"></div>

<p><img alt="="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/kenkou0820-4.jpg" width="200" height="180" style="float:right;margin-left:10px; "/>野口さんが安全で美味しい人参を作ってくれることで、たくさんの人が恩恵を受けています。野口さんは皆から喜ばれて幸せですが、野口さんの人参を食べる人もまた幸せです。<strong><font color="#336600">野口さんのような生産者を増やすことが、じんわり村のミッションだと私は思っています。</font></strong></p>
<p>（※１）野口さんが15年以上使い続けている高温発酵微生物資材（じんわりバイオ　<a href="http://jinwari.jp/bio/" target="_blank">http://jinwari.jp/bio/</a>）を販売させていただくことになりました。無農薬農業についてのアドバイスも行っていますので、興味のある方はじんわり村までご連絡ください。</p>
<br><br>
<div class="clr"></div>
<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記：<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a></div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/08/post_13.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Mon, 20 Aug 2007 10:19:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>トマトと高温障害</title>
         <description><![CDATA[<p>そろそろ夏本番ですね。スーパーに行けば季節を問わずトマトを買うことができますが、やはり夏場のトマトが一番栄養も豊富で美味しいですね。中でも、露地もの（ハウスではない畑で栽培されたもの）は、本来のトマトらしい味がして美味しいものです。</p>
<img alt="トマト写真" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/shoku0720.jpg" width="515" height="177" style="border:1px solid #c0c0c0;" />
<p>ところでこのトマト、桃太郎トマトに代表されるいわゆる「桃色系」（＝皮が薄くて透明）が主流ですが、最近はフルーツトマトのような新しい品種が多数登場しています。トマトに限らず新種の野菜はたいてい糖度が高いのが特徴で、毎日食べる野菜というよりは、果物やデザートに近いようですね。
そのような傾向と関係があるかどうかわかりませんが、最近、いろんな方から<strong><font color="#336600">「昔食べていたトマトが食べたいんだけど、なんとかなりませんか」</font></strong>とか<strong><font color="#336600">「最近のキャベツは美味しくない、昔のように甘みのある美味しいキャベツはないですか」</font></strong>と聞かれるようになりました。そんな時は、しっかり土づくりをして作られた作物をご紹介するようにしています。さしずめ美味しい野菜を求める消費者の駆け込み寺といったところでしょうか。</p>
<p>でも私は同時に、生産者の駆け込み寺でもあります。ある時、和歌山からミニトマトの生産者が車を10時間も運転してやって来ました。
<div class="dash"></div>
<ul class="list_green">
<li>「昨年も今年も、全滅です。朝は元気だったハウスのトマトたちが、夕方になると全部萎れて枯れてしまったんです。なぜこんなことになったんでしょうか？」</li>
</ul>
<ul class="list_pink">
<li>「それは大変ですね。ところで、あなたのハウスにミミズはたくさんいますか？」</li></ul>
<ul class="list_green">
<li>「農業高校を卒業してから30年以上、ずっとトマト農家をしていますが、私のハウスでミミズを見かけたことは一度もありません。」</li></ul>
<ul class="list_pink"><li>「それは深刻です。土が死んでしまっているのかも…？」</li></ul></p>
<div class="dash"></div>
<p>さらに詳しい状況をうかがったところ、農薬の使いすぎで地力が低下したところへもってきて、<strong><font color="#CC0000">高温障害</font></strong>でトマトの苗が枯死したと考えられました。高温障害とは、気温が30度以上になった時に植物が大きなダメージを受けることで、最近の温暖化現象の影響で増えているように感じます。</p>
<p>植物は日光を浴びて光合成をし、酸素を作り出します。作り出した酸素は、葉の裏側にたくさんの<strong><font color="#336600">気孔</font></strong>から排出しています。<strong><font color="#336600">気孔</font></strong>にはもうひとつ水分調節という大事な役割もあり、気温が上昇すると、水分が蒸発しないよう気孔を閉じて身を守るのです。一般に摂氏30度で気孔が閉じると言われています。</p><p>
つまり、夏場、天気が良く、気温が30度を超えて気孔を閉じてしまうと、光合成も行うので、作物の内部に酸素がどんどん増えていきます。すると、水（H2O）に酸素（０）がもう1個くっついて、<strong><font color="#336600">過酸化水素</font></strong>（H2O2）になってしまうのです。</p><p>
過酸化水素とは活性酸素の一種で、消毒液として使われるオキシドールを含んだものです。過酸化水素はヒドロキシラジカルという酸化物質に変化して、植物の細根にダメージを与えます。それによって、トマトの苗が萎れて枯れてしまったのです。</p>
<p><img alt="生産者" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/shoku0720_2.jpg" width="314" height="234" style="float:right;border:1px solid #c0c0c0;margin-left:5px;" />しかし不思議なことに、摂氏30度を超えたらすべての植物が高温障害になるわけではありません。<strong><font color="#336600">“地力のある土壌で育つ植物は高温障害の影響を受けにくい”</font></strong>のです。</p><p>
“地力がある”とは、土壌中に生態系（食物連鎖）が存在しているということです。生態系があるということは、土壌に微生物やミミズなどの生き物がたくさんいて、有機物が循環しているということです。そういう<strong><font color="#336600">“地力のある土壌”</font></strong>でできた作物は、環境の変化に強いのです。</p>
<div class="clr"></div>
<p>土づくりで悩んでいる生産者のために、じんわり村では、微生物を増やす土づくりの支援活動を強化することにしました。</p><br><br>
<div class="clr"></div>
<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記：<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a></div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/07/post_11.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 20 Jul 2007 10:00:35 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>『ハーブティーを飲んでみませんか。』</title>
         <description><![CDATA[<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/habu01.jpg" width="136" height="109" style="float:left;margin-right:5px;margin-bottom:5px;" />私がここ数年ハマっているもののひとつに、ハーブがあります。
２000年の春、神戸から大分に移住してきた当時、家から車で１５分のところにあるハーブ園に出かけては、アップルミントやペパーミントなどの苗を買ってきて庭に植えました。</p><p>庭には２５種類ものハーブが生い茂り、葉を摘んでは毎日のようにフレッシュハーブティーを楽しんでいましたが、もっといろんなハーブティーを試してみたくなり、ドライハーブティーも飲むようになりました。ふと気付いたら、すっかり私は<strong><font color="#336600">ハーブオタク（？）になっていました。</font></strong></p>
<p>ハーブは、何千年もの昔から私たちの生活に深く入り込んでいます。
歴史を遡ってみると、古くはエジプト時代のパピルスにも記されていて、ピラミッドを建造していた時代には、タマネギやバジルが給料代わりに支払われていたとか。中世の時代には、ヨーロッパ各地の修道院で薬用として栽培され、病気の治療に利用されるようになりました。免疫・抗菌作用のあるハーブは<strong><font color="#336600">当時大流行していた疫病の予防や治療にも活用され、たくさんの人命を救ったハーブのブレンドノウハウはそれぞれの修道院秘伝として語り継がれていったのです。</font></strong>
近世には日本で織田信長が日本で最初のハーブ園を作って、ポルトガルの宣教師にハーブの栽培をさせていたそうです。そういえば、シソや生姜もハーブですよね。</p>
<p>１８００年代に入ると、技術の発達とともに、ハーブから抽出した成分から化学合成薬品が作られるようになりました。たとえば「メドースィート」からサルチル酸という成分を抽出して作られたアスピリンはご存知の方も多いと思います。現代でも、たとえば「セントジョーンズワート」は、ドイツでは鬱病の治療薬として広く利用されていますし、アメリカインディアンが愛用していた「エキナセア」は、風邪やアレルギーの改善が期待できるとして、アメリカのお母さんが子どもによく飲ませるそうです。</p>
<p>１９００年代には手軽で経済のサイクルにマッチした化学薬品が全盛でしたが、副作用や医療費増大が問題視されるようになった昨今では、<strong><font color="#336600">ハーブや漢方薬、生薬といった自然由来のものが見直されています。対症療法より予防医学が重視されるようになってきたのです。</font></strong>医食同源の考え方から食生活の改善が、東洋医学への関心の高まりから自然治癒力を高める生活習慣が、重要視されるようになって来ました。<strong><font color="#336600">LOHAS（Lifestyles of Health and Sustainability）</font></strong>志向もあるので、今後はより自然なものを尊重し、生活にうまく取り入れる人が増えていくのではないでしょうか。</p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/habu02.jpg" style="float:right;margin-left:5px;margin-bottom:5px;" />ちなみに私はハーブティーを心と体の健康管理に役立てています。ハーブティーの魅力は、心と体の両面からサポートしてくれる点と、味と効能の両方が期待できることです。</p><p>女性特有のホルモンバランスの崩れ、貧血によるめまいや立ちくらみ、便秘や手足の冷え…など、病気というほどではないけれど心身が辛い･･･という時には、ホルモンバランスを整えてくれる<strong><font color="#336600">「サフラワー」や「ローズ」</font></strong>。</p><p>寝不足や疲れがたまってイライラする時、気分が落ち込んだ時には、心を穏やかに落ち着かせてくれる<strong><font color="#336600">「ラベンダー」や「カモミール」</font></strong>。体内にたまった老廃物を排出したい時、血液をきれいにしたいときには、<strong><font color="#336600">「ハイビスカス」や「ダンデリオン」</font></strong>、生理痛や頭痛が辛い時には<strong><font color="#336600">「フィーバーヒュー」</font></strong>などなど、多種多様な効能を持つハーブティーがあります。</p><p>これらを上手に組み合わせることによって、味や香りを手軽に楽しみながら、心と体のバランスを整えることができるんですよ。あなたも試してみませんか？</p><br>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/habu03.jpg"style="float:left;margin-bottom:5px;margin-right:5px;" /><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/habu04.jpg"style="float:left;5px;margin-bottom:10px;margin-right:5px;" /></p>
<div class="clr"></div>
<p>ハーブの効能や参考書籍、資料についてはこちらをご覧ください。<br>
「独立行政法人　国立健康・栄養研究所」ホームページ<br>
<a href="http://hfnet.nih.go.jp/" target="_blank">http://hfnet.nih.go.jp/</a></p>

<p>ハーブの副作用については、こちらの記事を参考にしてください。
<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060601/103407/" target="_blank">http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20060601/103407/</a></p>

<p>ハーブの中には、妊娠中の方や高血圧の方にはお薦めできないものもありますので、特徴を調べてから飲みましょう。</p><br><br>

<div class="clr"></div>
<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記：<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a></div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/06/post_12.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Wed, 20 Jun 2007 10:55:03 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>『健康食品』ってなんだろう？</title>
         <description><![CDATA[<p><font color="#339933"><strong>メタボリックシンドローム</strong></font>という言葉を、近頃は毎日のように耳にします。以前は生活習慣病、その前は成人病と呼ばれて一部の大人の悩みだと考えられていたものが、徐々に低年齢化し、予備軍を含めると日本の医療保険制度が破綻しかねないほど深刻になってきたためと考えられます。国民全体の健康への関心がますます高まるにつれ、予防医療が注目されるようになってきました。</p>
<img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/0518_gr.gif"  style="float:right;margin-left:5px;margin-bottom:10px;" /><p>最近では、予防医療の一環としての健康食品やサプリメント利用も増えているのではないでしょうか。</p><p>健康食品やサプリメントは、かなり以前から私たちの日常生活に深く入り込んでいますが、そもそも『健康食品』とは一体どういうものを指すのでしょう？<br>今さらですが、少し考えてみたいと思います。</P><br>
<p><font color="#339933"><strong>「健康食品」</strong></font>は、食品衛生法上では『いわゆる健康食品』と呼ばれています。この法律では、<font color="#339933"><strong>通常の飲食物を「食品」と呼び</strong></font>、「ただし薬事法に規定する医薬品および医薬部外品は含まない」と定めています。つまり<font color="#339933"><strong>食品衛生法上は医薬品以外はすべて「食品」です。</strong></font>「食品」の中で特に機能性が認められ、規格に合格したものは保健機能食品として独立したグループに分類されることになりましたが、「いわゆる健康食品」は一般の食品と同じ扱いなので、健康に対する効能を謳うことはできないのです。</p>
<p>それでは、『いわゆる健康食品』とは何かというと、「普通の食品よりも健康によいと称して売られている食品」ということになります。店頭販売、通信販売ともにさかんですが、価格は数百円から数十万円もするものまでありますし、成分や原料、製法も千差万別ですから、慎重に賢く利用したいものです。</p>
<p>知っておいていただきたいのは、<font color="#339933"><strong>医薬品と違って臨床試験はしていないということ。</strong></font>つまり、「この条件下で使用すれば必ずこういう結果になる」という医学的な保証はありませんから、過信は禁物です。健康増進のためには、まず食生活を見直して体調を整え、それでも補いきれない部分に関してのみ、限定的かつ補助的に使用するのが望ましいでしょう。</p>
<TABLE><TBODY><TR><Th>医薬品</Th><Th colspan="2">食品</Th></TR><TR><Td>医薬品<BR>(医薬部外品を含む）</Td><TD><table><tr><th colspan="2">保健機能食品</th></tr><tr><th>特定保健用食品</th><th>栄養機能食品</th></tr><tr><td><ul><li>栄養成分含有表示</li><li>保健用途の表示<br />（栄養成分機能表示）</li><li>注意喚起表示</li></ul></td><td><ul><li>栄養成分含有表示</li><li>栄養成分機能表示</li><li>注意喚起表示</li></ul></td></tr></table></TD><TD>一般食品<BR>（いわゆる健康食品を含む）</TD></TR></TBODY></TABLE></TD></TR></TBODY></TABLE>

<h3>健康食品を選ぶ際は、最低限３つのことを確認しましょう。</h3>
<p><ul><li><font color="#339933"><strong>●製造者の情報がきちんと明記されていること。</strong></font>（※１）</li>
<li><font color="#339933"><strong>●栄養成分が明記されていること。</strong></font></li>
<li><font color="#339933"><strong>●医薬品が入っていないかどうか。</strong></font>（※２）</li></ul></P>

<p>また、「<font color="#339933"><strong>JHFA認定マーク表示許可</strong></font>（※３）」を受けているかどうかも目安のひとつになります。ただしこれは製品の規格を満たしているということであって、効果が証明されているわけではありませんので依存しすぎないようにしましょう。</P>
(※1)製造者の連絡先が表示されていないということは、当然その安全性も疑われますね。<br>
(※2)原料として医薬品が使用されている場合、深刻な健康被害が多数報告されています。
　　　　<a href="http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet.html" target="_blank">http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet.html</a>　（厚生労働省ホームページより）<br>
(※3)「JHFA認定マーク表示許可」は、（財）日本健康・栄養食品協会が認定します。
<a href="http://www.jhnfa.org/" target="_blank">http://www.jhnfa.org/</a>
<ul><li>○含有成分や原材料の安全性</li>
<li>○衛生的にきちんと製造・加工・管理されているか？</li>
<li>○まぎらわしい表現で誇大表示していないか？</li></ul>
<p>などについて基準を設けて厳しい審査を行った上で許可されます。<br>
　（JHFAは、JAPAN HEALTH FOOD AUTHORIZATIONの略）</p>

<h4>▼健康食品に関する情報・・・政府系サイトが充実しています。</h4>
<ul>
<li>「健康食品」の安全性・有効性情報<br>
<a href="http://hfnet.nih.go.jp/" target="_blank">http://hfnet.nih.go.jp/</a>
</li>
<li>国民生活センター<br>
<a href="http://www.kokusen.go.jp/" target="_blank">http://www.kokusen.go.jp/</a>
</li>
<li>健康食品の利用に関する3万人調査<br>
<a href="http://research.goo.ne.jp/Result/000368/" target="_blank">http://research.goo.ne.jp/Result/000368/</a></li></ul><br>
<p>【村長のひとりごと】<br>
<img alt="0518_2.jpg" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/0518_2.jpg" width="100" height="150" style="float:right;margin-left:5px;;margin-bottom:5px;"/>特に体調不良でなくても、「ビタミン不足だから」といった理由でサプリメントを気軽に使うことが多いと思いますが（以前の私がそうでした）、「レモン○個分のビタミンC」は、レモンから抽出したビタミンCではないことをご存知でしょうか。また、自然の原料由来であっても、製造過程で複数の化学物質や強酸性物質が使用されている場合もあります。食品衛生法上、製造過程で消滅するとされる成分は表示義務がありませんが、果たしてそれは体に本当に負担にならないのか？という疑問は残ります。またいくら良い成分であっても、過剰摂取は却って体に負担をかけることもあることを知っておきたいですね。</p><br>
<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記：<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a></div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/05/post_10.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 18 May 2007 10:38:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>「私の目標は日本の食料自給率“１２０％” です。」</title>
         <description><![CDATA[<p>こんなことを言うと、たいていの方が驚いた顔をします。<br />私も恥ずかしいのですが、恥ずかしい気持ちを抑えて、ここ数年同じことを繰り返し言い続けています。</p>
<p>現在、<font color="#CC0000"><strong>日本の食糧自給率はカロリーベースで約４０％。<br />私たちの食生活の６０％は海外からの輸入に頼っているのです。</strong></font><br />ある日突然輸入ができなくなったら、と思うとゾッとする数字ですね。<br />さらに、穀類に限ると、なんと２８％しか自給できていません。</p>
<p><img alt="食料自給率f" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/2-5-7.gif" width="507" /></p>

<br /><p>スーパーに行けば所狭しと食品が並んでいます。<br />お金さえ払えば、どんな珍しい食材も、海外の珍味も手に入れ食べることができます。けれども、現在の私たちの豊かな食卓は、決して保障されたものではないのです。今後どのようなことが起きるか想像もできません。</p>

<p>温暖化が進行し、環境もどんどん悪化しています。世界中で砂漠化が進んでいます。今年に入ってオーストラリアは１００年ぶりという大干ばつで、農産物をほとんど収穫できない状態です。アメリカではとうもろこしの値段がうなぎのぼりに上昇しています。<p><font color="#CC0000"><strong>温暖化対策のためのガソリンの代替品としてエタノールの製造工場が多数建設されていて、原料のとうもろこしが大量に必要になったからです。</strong></font></p>
<p>世界中のとうもろこしの６０％以上をアメリカが輸出していますが、いまやアメリカで生産されるとうもろこしの半分以上がエタノール製造にまわされています。その結果、輸出する分が足りなくなってきているわけです。</p>

<p>とうもろこしは主に家畜の飼料として輸入されていますから、とうもろこしが値上がりすると、家畜の飼料が値上がりします。すると牛肉や豚肉、牛乳などの価格が上昇して、乳製品やアイスクリームなど、関連商品の価格が上昇すると予想されます。</p>
<p><img alt="輸入に頼っている「とうもろこし」の今後" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/photo0420_3.gif" width="507" height="314" /></p>

<br /><p>値段が上がっても手に入るうちはまだましですが、干ばつによる大不作や安全性の問題による輸入制限、輸出国側の輸出規制など、不測の事態によって輸入できなくなる可能性もあります。</p><p>また、現在のペースで地球の砂漠化や土壌の悪化、水不足がさらに進行すれば、<font color="#CC0000"><strong>数十年または数年以内に世界的な食糧危機が起きる可能性があります。</strong></font></p><p>そうなったら、現在食料を大量に輸出している国々は、輸出より自国民の食事を優先するでしょう。</p>
<p><img alt="世界人口の推移と予測" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/2-9.gif" width="507" height="274" /></p>

<br /><p>ですから私たちは、できるだけ早急に、輸入に頼らなくても食べていける食料を生産できるようになる必要があります。・・・と、なんだか話が大きくなってしまいましたが、私たちの身近なところから変えていくこともできると思うのです。</p>

<p>たとえば、現在、全国的に問題になっている<font color="#CC0000"><strong>鳥獣被害を利用する方法があります。</strong></font>大分県を例にとりますと、山に住んでいる野生の日本鹿が里に下りてきて、みかん畑の新芽や木の皮を食べてしまうので、農家の人たちが大変困っています。そこで猟友会に依頼して、鹿を狩猟することになりました。年間なんと９０００頭。それでもまだ鹿の数は増えているそうです。</p>
<p>撃ち殺した鹿は、これまで廃棄するしか処分方法がありませんでした。もったいないですね。ところが栄養面で見ると、鹿肉は高たんぱく＆低カロリーの好ましい食品だということがわかります。ヨーロッパでは、鹿肉はジビエ料理としてさかんに使われます。日本でも、首都圏ではジビエ料理が流行していますし、大分県でも一部の旅館などでは鹿の刺身やハンバーグを食べることができます。</p>
<p>国内産の良質な栄養源を利用しない手はありません。野生ですから、とうもろこしなどの飼料を輸入する必要もありません。抗生物質の心配もありません。<font color="#CC0000"><strong>一過性のはやりものとしてではなく、日常の食生活の中に取り入れてはどうでしょうか。</strong></font>こんなところから、食料自給率をほんの少しでもいいから上昇に転じさせたいというのが、私のささやかな目標なんですよ。</p><p>（現在、じんわり村では、鹿肉の美味しい食べ方を研究中です）</p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/photo0420.jpg" width="507" height="212" /></p>
<br /><div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記：<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a></div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/04/post_9.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 20 Apr 2007 10:50:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>安心安全な生産者を育てるのは消費者です。</title>
         <description><![CDATA[<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/shoku1.jpg" width="200" height="150"style="float:right;margin-left:10px;margin-bottom:10px;" />いちごの残留農薬、鳥インフルエンザ、不二家、輸入牛肉…食に関する事件やニュースを見ていると、「食の安全」に対する関心がますます高まっていることを実感しますね。食品の製造業者や企業には、より安全で体によい食品を提供してもらいたいものです。</p>
<p>とはいうものの、消費者の要求はなかなか厳しいですね。美味しくて、安全で、手軽で、見た目がきれいで、低価格で…！でも、考えてみれば、すべてを兼ね備えることはそもそも不可能なのです。ですから、必ずどこかにしわ寄せがいきます。<br><font color="#CC0000"><strong>そしてそれは、一見しただけではわからない「安全性」か「生産者」のどちらかが犠牲になっていることが多いのです。</strong></font></p>
<p>私は以前からそのことがとても気になっていて、「安全性」と「生産者」を守りつつ、「消費者」の利益を両立させるにはどうすればいいのか考え続けてきました。たとえば、農産物を例にとると、農薬をたくさん使うよりはあまり使わない方が良いことはわかっているのに、どうしてなかなか広がらないのでしょう？</p>
<p>理由は大きく２つあります。ひとつは、<font color="#CC0000"><strong>無農薬栽培への移行期間の収入減。</strong></font>農薬を使わなくてもしっかりした作物を安定的に作れるようになるまでの間、大幅な減収になってしまうことが大きなネックになっています。<br>
もうひとつは、<font color="#CC0000"><strong>売る手段がないことです。</strong></font>農協などに一括して出荷している生産者には独自の販売ルートがありません。作物生産をしながら売りさばくのは大変なので尻込みしてしまうのです。</p>
<p><img alt="イメージ" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/shoku4.jpg" width="187" height="307" style="float:right;margin-left:10px;margin-bottom:10px;" />大分県内のねぎ生産者、山下さんもその一人でした。「無農薬で作りたいけれど、売れなかったら困るから挑戦できない…」と不安がる山下さんにがんばってもらうために、『あんしん野菜の会』を立ち上げて会員を募りました。毎週一回、山下さんからまとめて買い取って、会員に分配します。会員さんたちには、「まだ山下さんは初心者だから、いつも100点満点とは限らないけれど、“自分たち消費者が、安心安全な生産者を育てるのだ”というつもりで応援してください」と説明して納得してもらっています。</p>
<p>山下さんは、10棟あるねぎのハウスのうち1棟を無農薬野菜専用にして、リーフレタス、ラディッシュ、サラダほうれん草、ルッコラ、水菜、ねぎを植えました。最初に一回除草剤を使ったものの、農薬、化学肥料などを使わずに丹精込めて育てた作物は順調に育ち、３月15日に初めての収穫をしました。</p>
<p>収穫したその日のうちに会員たちに有償で配布したところ、<font color="#CC0000"><strong>「新鮮で美味しい」「葉が柔らかくて甘みがある」「生産者の顔が見える安心野菜を食べられて幸せ！」</strong></font>と大好評でした。</p>
<p>今後は、会員の要望を伝えるなどして、山下さんが消費者ニーズに合った作物生産ができるようサポートしていきます。</p><br>
<br>
<p><img alt="shoku5.jpg" src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/shoku5.jpg" width="185" height="149" style="float:left;margin-right:10px;margin-bottom:10px;"/>熊本のにんじん農家　野口さんの自家製堆肥。（馬糞、米ヌカ、籾殻、油粕、黒砂糖、好熱菌で作ります。ふかふかとやわらかく、甘い香りがします。）
堆肥は無農薬栽培をする際の重要なポイントです。バランスの取れた良い堆肥を使うことで、健康な土づくりができ、結果的に農薬の使用量を減らすことができます。</p>
<p><small>※無農薬の定義は難しいので、通常あまり使わないようにしていますが、ここでは便宜上、‘農薬を使わずに栽培する農業’を指し示す表現として使用しています。</small></p> 
<p><font color="#CC0000"><strong>あなたの住んでいる地域でも生産者を育ててみませんか？</strong></font></p><br /><div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
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         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/03/post_8.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Tue, 20 Mar 2007 16:57:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>みかんの木。  </title>
         <description><![CDATA[<img src="/column/food_health/images/008photo01.jpg" style="float:right; margin-left:10px; margin-bottom:10px;" width="166" height="152" alt="みかんphoto" />まわりの人に「最近、みかん食べました？」と尋ねると、「食べてない」という人が多いのに驚きます。さらに驚くことには、<font color="#CC0000"><strong>「でも実は私はみかん好きで、子どもの頃は手のひらが黄色くなるほど食べたもんだ」と言う人が意外と多いのです。</strong></font>たしかに最近のみかんは、どうも味が淡白な気がします。１個は何とか食べ終えても、２個目３個目に手が伸びないのです。みかん好きの一人として、今日はみかんへの熱い思いを語ろうと思います。


みかんの産地といえば、有田みかんの和歌山県、伊予柑で有名な愛媛県、静岡県や大分県などが有名です。名産地の共通点は、温暖な気候と海に面した急斜面です。みかんは水はけの良い急斜面が栽培に適していて、水はけが良いほど甘くなるとされています。
不思議なことにみかんの木は、<font color="#CC0000"><strong>若い元気な木よりも、枯れかけた老木の方が甘い実をつけます。</strong></font>それは、老いさらばえて寿命が尽きる前に、他の木より少しでも甘い実をつけて、鳥やサルに食べてもらい、種を遠くまで運んでもらいたいという『種の保存の本能』なのです。一方、若い木は、自分自身の成長のためにエネルギーを使うので、実はあまり美味しくならないのです。
鳥やサルは、美味しいものや食べ頃をよく知っていて、一番味の良い実を選んで食べます。私たち人間も、できるだけ甘い実を選んで食べますよね。みかんの老木はそんな私たちの習性を利用して子孫を残そうとするのです。

<img src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/008photo02.jpg" width="166" height="152" alt="みかんの花photo" title="みかんの花photo"  style="float:left; margin-right:10px; margin-bottom:10px;"  />みかんの木は歩くことも話すこともできませんが、黙って甘い実をつけることで、サルや鳥や人間を自分のところに引き寄せ、自分の実を選ばせ食べさせて、子孫繁栄の手伝いをさせています。私たちは、知らず知らずのうちに、物言わぬみかんの木の狙いどおりに動いているのです。
一方で、みかん農家はより甘い実をつけさせようとみかんの木の習性を利用します。水をやらなかったり枝をヒモで引っ張ったりしてみかんの木をいじめるのです。そんな知恵比べの産物を私たちは食べているんだと考えながら食べるみかんは、きっといつもとは少し違う味がするのではないでしょうか。


次々と新しい果物が登場する中、昔からある温州みかんは地味な存在です。名産地でも、生産者の高齢化と後継者不足で放置され、荒れ果てた畑が増えています。後継者が育たない大きな理由として、価格の低迷が挙げられます。
私が知っている生産者夫婦は、3ヘクタールのみかん畑で年間10数トンのみかんを出荷していますが、相場が悪い年は、肥料や農薬その他の経費を支払うと、手許に残る売上金は30万円程度だといいます。
みかん栽培は、急斜面でカゴを背負って収穫するきつい仕事です。夫婦ふたりで年収30万円では当然生活が成り立ちません。「国からの援助がないと食べていけない」といいます。「先祖からもらった畑を荒らすわけにはいかないから、自分たちはやめられないが、子どもに後を継げとは言えない」というのもわかる気がします。

<img src="http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/images/008photo03.jpg" width="166" height="161"  alt="みかんphoto2" title="みかんphoto2" style="float:right; margin-left:10px; margin-bottom:10px;"  />しかし、だからといって、安易にお金を援助するだけでは解決にならないと私は思います。こだわりのみかんを作って消費者に直販している人は、十分生活できているのです。<font color="#CC0000"><strong>差別化できる作物を作って経済的自立を目指すのか、皆と同じ（＝差別化できない）ものを作って相場に苦しむのか。どちらがしあわせか生産者自身に考えてもらいたいですし、そういう生産者を消費者は温かく厳しい目で見守りたいと思うのです。</strong></font>


そうすることが、日本の農を守り、ひいては食を守ることにつながると私は信じています。


<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
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         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/02/post_7.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Mon, 19 Feb 2007 09:04:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>いちごの“旬”はいつ？</title>
         <description><![CDATA[<img alt="photo" src="/column/food_health/images/007photo03.jpg" style="float:right; margin-left:10px; margin-bottom:10px;" />どんな食べものにも“旬”があります。<font color="#CC0000"><strong>日本の四季は、それぞれの季節にふさわしい、美味しい食べ物を私たちに授けてくれます。</strong></font>また、旬の食べものは、栄養価も高く、無理なく育つので病気にかかりにくい（＝農薬が少なくて済む）上に、その季節にふさわしい体調調節機能を備えていることが多いのです。


寒い季節には根菜類がからだを温めてくれますし、暑い夏には、ナスやきゅうりが体の熱を取ってくれます。春に芽吹く筍やふきのとう、たらの芽、蕨（わらび）、薇（ぜんまい）などの山菜にある独特の苦味には、抗酸化成分や新陳代謝を促進する成分が含まれており、冬の間に溜まった体内の老廃物を解毒してくれると言われています。一説によると、冬眠から目覚めた動物も、その苦味で朦朧とした頭がしっかり醒めるのだとか。


ところが最近では、輸入農産物が増えたことと、ハウス栽培や水耕栽培の発達により、年中食べられるものが多くなってきました。おかげで食生活が豊かになった半面、“旬”に触れる機会が減ることにもなりました。


<img alt="photo" src="/column/food_health/images/007photo04.jpg" style="float:left; margin-right:10px; margin-bottom:10px;" />ほかにも、私たちの食生活にあまりにも密接に入り込んでしまった旬でない食べものもあります。たとえば『いちご』はどうでしょうか。


<font color="#CC0000"><strong>本来いちごは、4～5月が旬の作物です。</strong></font>しかし現在では、12月～4月頃が『いちご』の出盛り期（旬）となりました。『いちご』はレモン以上にビタミンＣが豊富です。また、整腸作用、高血圧予防に有効なカリウム、キシリトールやミネラルなどをバランス良く含んだ栄養価の高い食品です。


ところが、最近の『いちご』はハウス栽培が大半であり、露地栽培はあまり見かけません。うどんこ病やたんそ病にかかりやすいデリケートな作物なので、土壌消毒※や農薬が欠かせないとされています。<font color="#CC0000"><strong>農薬を使用しない栽培はもちろんのこと、有機栽培は非常に少なく、大半は、有機的肥料ではない液体化学肥料だけで栽培されています。</strong></font>
※　土壌消毒とは、畑にビニールシートを被せ、熱湯や熱い蒸気、または薬剤などを流し込んで、土を殺菌消毒することです。


ある農業関係者にヒアリングした話では、『いちご』栽培で使用する資材は、平均的な生産者で化学肥料代が1反※当たり平均20万円／年間、農薬代は平均50万円～／年間で、他の作物と比較して、かなり多いといえます。また、春の作物を冬に栽培するわけですから、ハウス内を暖めるために、年間50～200万円の灯油を使用すると言われています。
※1反とは300坪（約990m<sup>2</sup>）のこと。


食の安全性、栄養面からいっても、環境に与える負荷を考えても、できればハウス栽培でない旬の『いちご』が主流になってもらいたいものですが、今の日本では、かなり難しいでしょう。全国の子どもたちが、「クリスマスケーキにいちごはいらない」と決心すれば話は別ですが・・・。


となると、せめてできるだけ環境負荷が少なく安全な栽培法が広がって欲しいものですね。

<div style="background-color:#FEFFD3; border: 1px dashed #FF9933; padding:10px; margin-bottom:10px; margin-top10px;"><p><img alt="photo" src="/column/food_health/images/007photo01.jpg" style="float:right; margin-left:10px; margin-bottom:10px;" /><img src="/column/food_health/images/hitori.gif" />

そんな中でも、土壌消毒をまったくせず、農薬も1～2年に一度使う程度で、安全で美味しい『あまおう※』を栽培している石橋さんという生産者がいます。
※“あまおう”は福岡県の登録商標で、全国的に人気の高い高級品種です。玉が大きく、中まで真っ赤で甘い果汁たっぷりなのが特徴です。</p>


石橋さんは10数年前、廃棄処分される牛乳を発酵させた液体肥料を開発しました。この肥料を使い始めてから、土が健康になり病害虫に負けなくなったため、薬がほとんど必要なくなりました。土壌消毒は10数年間一度もしていません。農薬も、スリップスという小さな虫対策のため1年か2年に一度使う程度です。灯油もほとんど使っていません。<img alt="photo" src="/column/food_health/images/007photo02.jpg" style="float:left; margin-right:10px; margin-bottom:10px;" />


<font color="#CC0000"><strong>石橋さんのあまおうは、安全なだけでなく、玉が大きく味も良いのでとても人気があります。</strong></font>現在、この方法で栽培しているのはこの人だけですが、この肥料が広がって、たくさんの生産者が安全で美味しい『いちご』を作ってくれるといいなあと思います。
※石橋さんの『あまおう』は<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">じんわり村</a>で販売しています。</div>




<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.seikatsu-guide.com/cgi-bin/ntlinktrack.cgi?http://www.jinwari.jp/?JP=column01" target="_brank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
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<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2007/01/post_6.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 19 Jan 2007 19:54:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>納豆はすごい</title>
         <description><![CDATA[先日、発酵食品の先生として著名な東京農業大学の小泉武夫先生が講演の中で、「体内でガン細胞を破壊する食品が３つ見つかりました。その３つとは、味噌、テンペ、納豆です」とおっしゃっていました。ちょうど同じ時期に開催したじんわり村「食のセミナー」第6回目のゲスト講師が、大分県安心院イモリ谷というところで、地元産の大豆で納豆を作り、‘大きな豆の木’という納豆店を経営している榑松倫さんでしたので、なんだか納豆に縁があるなあ～と思いつつ調べてみると、納豆には様々な効能があることがわかりましたのでご紹介します。

<img alt="納豆photo" src="/column/food_health/images/006photo01.jpg" width="490" height="244" />


<h3>１．血管の病気を予防 </h3>納豆のにおい成分であるピラジンは血栓が出来るのを防ぎ、納豆のネバネバ成分であるナットウキナーゼは血栓を溶かすので、心筋梗塞や脳卒中を防ぐ力があります。また大豆に含まれているレシチンやリノール酸は血液を浄化し、大豆の蛋白質は血管の弾力性を保つので、心臓病、脳卒中や高血圧などの予防に役立つと考えられます。


そして、脳梗塞や心筋梗塞などいろいろな血栓症は、月曜日の朝10時に多発するので、日曜日の夕食に納豆を食べるのがベストでしょう。また、厚生省と岐阜医科大学の共同研究によると、大豆食品を沢山食べる人ほどコレステロール値が低いことが判明したそうです。


<h3>２．骨粗鬆症の予防 </h3>次のグラフは、骨粗鬆症によって起きる大腿骨頚部（太股の付け根）の骨折の年間発生率が高い府県や都市と、一世帯当たりの年間納豆購入額をあらわしています。

<img alt="一世帯当たりの年間納豆購入額グラフ" src="/column/food_health/images/006img01.jpg" width="500" height="274" />

一世帯当たりの全国平均は３１７０円。富士山を境に東高西低で、最高は水戸の８０３６円、最低は和歌山の１０４３円です。<font color="#FF0000"><strong>納豆をよく食べる地方ほど骨折率が低い</strong></font>という相関関係が見られます。（ゆほびか１９９８年３月号、毎日新聞朝刊平成６年７月２５日）


<h3>３．ガンの予防 </h3>大豆にはガンを防ぐミネラルであるセレンがありますし、食物繊維は腸内の老廃物の排泄を助けますから、大腸ガンの予防に有効だと言われています。また、大豆そのものだけでなく、納豆菌そのものに制ガン作用がある、というレポートもあります。平成８年９月２５日の日刊スポーツ新聞によると「金沢大の亀田幸雄教授のマウス実験では、発がん物質を移植したところ、納豆菌を注入したマウスは、がん細胞が全く出ないか、もしくは出た場合も増殖が半数以下に抑えられているという結果がでている」のです。


<h3>４．抗菌作用  </h3>納豆菌は病原菌に対する抗菌作用があり、チフス菌や赤痢菌、病原性大腸菌O－１５７などを抑制します。また納豆菌が生成するジピコリン酸は、病原性大腸菌に対する抗菌作用があることも立証されています。長野県衛生公害研究所が行った試験では、納豆の抽出液に、３万個あったＯ-１５７を４０個弱に減らす抗菌効果が確認されました。


<h3>５．消化促進と整腸作用 </h3>ビフィズス菌などの多くは、口から摂取しても、腸に到達する前に大半が胃酸などで死滅してしまいます。しかし、納豆菌はしぶとく生き残り、腸内で繁殖し、消化を助けてくれます。また大豆に豊富に含まれるセルロースと、納豆菌が作り出すオリゴ糖は、善玉菌のビフィズス菌などを繁殖させてくれるので、腸の調子がよくなるのです。


大豆は吸収されにくいのですが、納豆に加工すると、納豆菌の醗酵作用により蛋白質が分解され、吸収率は８５％と高くなります。しかも納豆は、大豆より栄養価の高い食べ物に生まれ変わるのです。例えば、ビタミンB２は２～５倍に、ビタミンB１２とビタミンEは大幅に増加します。（ビタミンB、とりわけビタミンB１２は菜食の人には不足がちなので、ベジタリアンの人には特にお勧めです）
その他にも、肌をきれいにしてくれる効果、ダイエット効果、更年期障害の軽減などなど、驚くべきパワーを持つ納豆。世界に誇れる伝統食ですね。


<div style="background-color:#DCFFDB; border: 2px solid #2C971E; padding:10px;"><h4>村長のひとりごと</h4>

豆を食べると体が元気になった気がしませんか？　 <font color="#FF0000"><strong>納豆の命は大豆</strong></font>です。納豆は、大豆と納豆菌だけでできています。つまり、どんな大豆で作るかで、納豆の質が変わるのです。大地の力をしっかり吸い上げた健康な大豆で作った納豆を食べたいものですね。（国産大豆を使った納豆をお奨めします）
</div>

<div class="dash"></div>
<p>【自宅で納豆を作ってみよう】

<a href="http://www.pref.gunma.jp/e/nousankakou/57.htm" target="_blank">http://www.pref.gunma.jp/e/nousankakou/57.htm</a>


群馬県農業局『食と農の情報交流館』
参考HP　<a href="http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11411/wasyoku/hakkousyoku.htm" target="_blank">http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11411/wasyoku/hakkousyoku.htm</a>


『快適！健康生活楽しむ和食情報（岐阜県農政部農政課消費流通促進担当）』
参考HP　<a href="http://www.gaia21.net/natto/benefits-j.htm" target="_blank">http://www.gaia21.net/natto/benefits-j.htm</a>


『Gaia21　ナットウの効能』
納豆菌の画像　<a href="http://www.asahi-net.or.jp/~QF7N-ADC/gazou.html" target="_blank">http://www.asahi-net.or.jp/~QF7N-ADC/gazou.html</a>
大田区立貝塚中学校　阿達直樹先生撮影『走査型電子顕微鏡画像資料集』より引用</p>

<div align="right">以上</div>
<div id="profilebox"><div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div><div id="profile_txt"><h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br />
<br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />じんわり村：<a href="http://www.jinwari.jp/" target="_blank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記：<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a></div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2006/12/post_5.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Wed, 20 Dec 2006 00:01:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>実りの秋はしいたけから。</title>
         <description><![CDATA[めっきり秋らしくなりましたね。秋の味覚にはいろんな美味しいものがありますが、神戸から大分に移住してきて、生産者からいただいたしいたけを食べ、あまりの美味しさに驚いてからというもの、私は大のしいたけフリークです。（現在、自宅の裏庭でも栽培中）
特に、網で焼いてかぼすをぎゅっと絞ったものは格別で、「上等なステーキ1枚よりこっちの方がいい」と思うほどです。もちろん、生で食べても美味しいし、バターソテーもチーズやマヨネーズを乗せてオーブンで焼いても美味です。
しかも低カロリーで繊維質たっぷり。成分の多くはキチン質です。キチン質はらせん状をしており、私たちの体内にたまった不純物を巻き取るようにして体外に排出してくれると言われています。（数年前ダイエット効果があると話題になった根拠になっていると思われます。）そして、<strong><font color="#CC0000">国内でのしいたけ栽培において、化学農薬が使われることは非常に稀で、まさにいいことずくめの食品だと思います。</font></strong>

しいたけの栽培には、原木（ホダ木）栽培と菌床栽培があります。原木栽培は、クヌギなどの原木を1.2メートルほどの長さに切り、ドリルで一定間隔に穴を開けて、菌を含ませた種駒を打ち込むものです。菌床栽培は、おがくずなどで培地を作ったものに種菌を仕込んで栽培します。

<h4>しいたけの菌床栽培（新潟県ホームページより引用）</h4>
<a href="http://www.pref.niigata.jp/chiikishinko/niigata/norin/ring/use/fungi.html" target="_blank">http://www.pref.niigata.jp/chiikishinko/niigata/norin/ring/use/fungi.html</a></p>

どちらの栽培方法でも美味しいしいたけはありますが、私はどちらかというと原木栽培のしいたけに愛着を感じます。味はもちろんですが、自然の摂理に逆らわない栽培方法、特に害虫退治法が面白いのです。退治方法には、フェロモントラップと生態農薬の二通りのやり方があります。フェロモントラップは文字通りフェロモンで惹き付けて捕まえる仕掛けで、生態農薬とは、薬品ではなく害虫の生態（習性）を利用する方法です。<br />
たとえば、クヌギに寄ってくるカミキリ虫を駆除するときは生態農薬を使います。カミキリ虫は細い枝を好むので、細い枝を山積みにしてカミキリ虫をおびき寄せ、集まってきたところを一網打尽にするのです。人間と虫との知恵比べ、どこかユーモラスで微笑ましいと思いませんか？
<img src="/column/food_health/images/005photo02.jpg" alt="しいたけの写真" class="imgleft" /><br />
（大分県竹田市久住町の加藤さんの椎茸栽培の様子／大分県ホームページ旬の道より引用） <br />
<a href="http://www.pref.oita.jp/15320/shun/vol.29/p6/index.html" target="_blank">http://www.pref.oita.jp/15320/shun/vol.29/p6/index.html</a>
<div class="clr"></div>

ところで今日は、しいたけが美味しい大分の中でも、ひときわ美味しいしいたけを作り続けている生産者、大分県竹田市久住町の加藤さんのお話をしたいと思います。

<img src="/column/food_health/images/005photo03.jpg" alt="現在の当主の加藤さん" title="現在の当主の加藤さん" class="leftimg"/>

私が伺った時は、当時のご当主であったお父様が圃場の中を案内してくださいました。

「しいたけは私が育てるのではありません。しいたけが喜ぶ環境を作ってやれば、しいたけたちは喜んでどんどん生えてきてくれます」とおっしゃる加藤さんのお話を聞きながら、数え切れないほどのホダ木が並べられた場内を歩くと、足下に積もった落ち葉がふわふわとしています。圃場の傍らを流れる小川がさらさらと優しい音色で流れていきます。あちこちに立つ杉の木漏れ日がちろちろと降り注ぎます。そして、少しひんやりと湿気を含んだ空気が顔をなでていきます。俗っぽい表現ですが、森林のマイナスイオンたっぷりというのでしょうか、私たち人間にとっても、なんとも心地よい空間でした。

しかしこれは勝手にそうなったのではなく、自然の地形を活かしながら加藤さんご自身がユンボを駆使して小川の流れを一番良い位置に変え、理想的な木漏れ日が落ちる間隔で杉の木を植えるなどして（植えた後、まっすぐ上に伸びるように手入れするのも大変なのですが）、しいたけにとって居心地の良い空間にするために、計算しつくして作り上げられた結果なのです。

あまりに気持ちが良いので、「ここの空気の流れ方はよそとは違いますね」場内を散策しながらそう申しますと、「あなた、それがわかりますか」加藤さんはにっこりとして、たった今収穫したばかりのしいたけをふたつ、私の手のひらに乗せてくださいました。
<div class="clr"></div>

<img src="/column/food_health/images/005photo04.jpg" alt="加藤さんのお父様" title="加藤さんのお父様" class="rightimg" />
現在の当主の加藤さんいただいたしいたけは、果物のように瑞々しく、歯応えがきゅっと引き締まっていて、かみ締めるとなんだかとてもありがたい感じがしたものです。それ以来、加藤さんは私にとって神様のような存在なのです。
<div class="clr"></div>
<div class="txtright">以上</div>
<div class="clr"></div>
<div class="dash"></div>

<h4>参考までに・・・</h4>
キチン質がらせん状であることについて、自分の記憶が正しいかどうか自信がなかったので、こちらのページで確認しました。
<strong><a href="http://www.op.titech.ac.jp/polymer/lab/watanabe/StudyHistory-J.htm" target="_blank">http://www.op.titech.ac.jp/polymer/lab/watanabe/StudyHistory-J.htm</a></strong></p>

<div id="profilebox">
<div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div>
<div id="profile_txt">
<h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />
その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />
2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />
農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />
2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />
2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />
日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br /><br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />
じんわり村　：　<a href="http://www.jinwari.jp/" target="_blank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記　：　<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a>
</div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2006/11/post_4.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Mon, 20 Nov 2006 17:52:45 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>食の基本は、お米です。</title>
         <description><![CDATA[田園風景、美しいですね。日本固有の宝物といってもいいのではないでしょうか。
10月7日、第12回全国棚田（千枚田）サミットが宮崎県日南市で行われ、「生産者と消費者が手を組み、地産地消や食育に取り組む」などの共同宣言を採択して閉幕しました。
また4日には、全国米穀取引・価格形成センターで、<strong>今シーズン6回目の入札が行われました。
   魚沼産コシヒカリなど一部の人気銘柄は全て落札されましたが、全体で見ると9割以上が落札されずに売れ残ったそうです。</strong>
コシヒカリはもちもちとした食感で人気がありますが、中でも新潟県の魚沼地方で生産されるコシヒカリは、不動のブランド米として突出した高値で取引されています。同じコシヒカリでも、魚沼産だけに買い注文が集中し、全銘柄平均の約２倍の価格で完売する一方、魚沼以外の新潟県産は売れ残ったのです。魚沼地方といえば、新潟県内でも屈指の豪雪地帯。過酷な自然条件を乗り越え、ミネラル豊富な雪解け水をうまく利用して、『魚沼産コシヒカリ』を最上級のブランドにのし上げた関係者の功績には頭が下がる思いがします。
<div class="clr"></div>

<div style="float:right; margin-left:10px; margin-right:10px;">
<img src="/column/food_health/images/004photo02.jpg" />
</div>
しかしながら、魚沼産のコシヒカリは国内で生産される米の1%にも満たないのです。（だからこそ、希少価値があるということで人気が過熱するのですが・・・）魚沼産以外にも美味しいコシヒカリはありますし、コシヒカリ以外にも美味しい米はあります。
<strong><font color="#CC0000">田んぼは１枚１枚がプールのように仕切られているので、隣同士であっても、それぞれが独立した生態系を持っています。</font></strong>日の当たり具合や風の当たり方が異なれば、そこで生息する生き物の種類や数もそれぞれ違うのです。土壌も違うし、持ち主が変われば栽培管理も違いますから、同じコシヒカリであっても味や栄養にはバラつきがあります。魚沼産だけが他の地域より絶対的に美味しいとは限りません。<font color="#CC0000"><strong>米の味や栄養価は、どんな土壌でどんな栽培をするかで決まります。</strong></font>きちんと作れば味も栄養面も良い米ができるのに、こんなにも人気（価格）に差があるのはなぜなのでしょうか？


 皮肉なことですが、これは国産の「米」全般に対する消費者の信頼の低さの裏返しではないかと私は思っています。<font color="#CC0000"><strong>日本の米の自給率はほぼ100%ですが、9割以上の生産者が兼業農家です。つまり、米の大半はアマチュアやセミプロによって作られているのです。</strong></font>
 
この10年間で、日本の米を取り巻く環境は激変しました。消費が減り、同時に価格も下がり続けました。価格を維持するために減反政策がとられますが、それでも生産調整が追いつかないのが現状です。
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<div style="float:left; margin-right:10px;">
<img src="/column/food_health/images/004photo03.jpg" width="200" height="151" /><br />
農薬を使わずに栽培している米農家さん
</div>


ご存知のとおり減反政策は補助金とセットです。極端な言い方をすれば、米農家が米を作るのを止めれば政府から補助金がもらえるという摩訶不思議な制度なのです。
もちろん、そんな矛盾を抱えたままいつまでも続けられるはずもなく、今では政府が買い上げるのは備蓄米程度で、多くは自由に流通するようになりました。<strong><font color="#CC0000">昔はどんな米を作っても同じ値段でしたが、今は、付加価値の高い米を作り、自分で高く売ることができるようになったのです。</font></strong>
当時から先を見越して切磋琢磨した生産者は付加価値の高い米を生産して、自分で直接消費者や業者と取引するようになりました。その一方で、品質や付加価値向上などの対策をしなかった生産者は、差別化ができずに相場に左右されるしかなくなりました。 
一人でも多くの米農家に、永続できる農業で“安全で美味しい米”を作ってもらいたいものですね。


<img src="/column/food_health/images/004img01.gif" alt="図表：米の週手法法の推移" title="図表：米の週手法法の推移" width="520" height="309" /><br />
社団法人　米穀安定供給確保支援機構『米ネット』より引用
<a href="http://www.komenet.jp/" target="_blank">http://www.komenet.jp/</a>
<a href="http://www.komenet.jp/komedata/shouhi/2004/data7.html" target="_blank">http://www.komenet.jp/komedata/shouhi/2004/data7.html</a>
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<div id="profilebox">
<div id="profile_img"><img src="/column/food_health/images/000photo00.jpg" alt="木本直實（きもと・なおみ）" title="木本直實（きもと・なおみ）" width="80" height="100" /></div>
<div id="profile_txt">
<h2>木本直實（きもと・なおみ）</h2>
大手洋酒ビールメーカーに13年勤務。<br />
その間、結婚→阪神大震災→出産→離婚を経験。<br />
2000年、神戸から大分県内にある半農半漁の町に移住。<br />
農家や食品の生産者との交流がはじまる。<br />
2003年、「安全で美味しい食べ物」をテーマにブログを書き始める。<br />
2005年、自然派食品ネットショップ『じんわり村』開設。<br />
日々雑感を「じんわり起業きらくに日記」にて発信中。<br />
趣味は読書（濫読）と株式投資。<br /><br />
原料と作りかたにこだわった安心で美味しい自然派食品<br />
じんわり村　：　<a href="http://www.jinwari.jp/" target="_blank">http://www.jinwari.jp/</a><br />
じんわり起業きらくに日記　：　<a href="http://kirakuni.bakeinu.jp/" target="_blank">http://kirakuni.bakeinu.jp/</a>
</div>
<div class="clr"></div>]]></description>
         <link>http://www.seikatsu-guide.com/column/food_health/2006/10/post_3.html</link>
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         <category></category>
         <pubDate>Fri, 20 Oct 2006 17:48:10 +0900</pubDate>
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