東京都 武蔵野市

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プロフィール

武蔵野市景観

東京都のほぼ真ん中に位置する武蔵野市は、新宿副都心から電車で20分と至近で、郊外住宅都市としてベストな立地にあります。JR中央線が市を横断、吉祥寺駅・三鷹駅・武蔵境駅と3つの駅があります。中でも京王井の頭線も乗り入れている吉祥寺は、住みたいまちナンバー1と称されるほどの人気エリアです。有名百貨店からおしゃれなカフェ、個性的な雑貨店など様々な店舗・飲食店が立ち並んでいます。また、映画館や劇場・図書館などの文化的な施設も混在し、若者から老人まで、幅広い年齢層のニーズに応えられるまちです。都内有数の商業地がある一方で、緑豊かで閑静な住宅地も広がっています。まちの利便性と生活環境の快適さが調和した、生活核都市と呼ぶにふさわしいまちです。
また地方行政のイノベーターとしても有名です。ユニークな施策や全国初の試みを積極的に導入し、他の自治体のよき手本となっている先進都市でもあります。

面積 10.73平方km 人口 137,711人
(H17.9.1現在)
世帯数 70,141
(H17.9.1現在)
主な産業 卸売・小売業、飲食店、サービス業
市民の花 ハギ・ムラサキ・ムラサキハナナ・ツツジ・ジンチョウゲ・スイセン・フヨウ・アサガオ・キク 市民の木 コブシ・ケヤキ・ハナミズキ
友好都市 長野県川上村、千葉県白浜町、岩手県遠野市、広島県大崎上島町、山形県酒田市、富山県南砺市、新潟県長岡市、長野県安曇野市 国際交流 ラポック市(アメリカ)、ハバロフスク市(ロシア)、ソウル特別市江東区(韓国)、忠清北道忠州市(韓国)、北京市(中国)、プラショフ市(ルーマニア)

市章

市章昭和3年に制定。カタカナの「ムサシノ」をかたどっています。

人で溢れる、ストリートスポーツ広場

ストリートスポーツ広場インラインスケートやスケートボード、BMXといったストリートスポーツを思う存分楽しめる場所が欲しいという市民の要望に応えて、平成14年にストリートスポーツ広場が建設されました。バンクやレールなどが設置された本格的ストリートスポーツ専用施設で、ダイナミックなトリックやジャンプを思い切り楽しめます。周辺が学校や体育館、プールといった公共施設に囲まれた立地であるため、プレー時の騒音を気にせずにストリートスポーツを楽しめます。
これまで、多くのストリートスポーツ愛好家に活用され、全国版のニュースでも紹介されました。今では都内だけではなく、県外から遊びにくる人もふえ、武蔵野市の人気スポットとして脚光を浴びています。ストリートスポーツ教室も行われていますので、興味がある方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。

新芸術空間 吉祥寺シアター

吉祥寺シアター芸術文化の振興を目的に、舞台芸術の創造、普及および発信基地として、今年オープンした小劇場です。演劇やダンスを中心とした優れた舞台芸術の鑑賞の機会を提供するとともに、舞台芸術活動を通じた市民や劇団の創造や交流の場としての役割を担っています。
シアター内はセットや座席の配置を自由にレイアウトできるように工夫されているので、様々なスタイルのイベントに対応できます。実際、公演主催者からの人気が高く、施設利用は予約で埋まっています。芸術への地域の関心も高まっており、スタートは上々です。

市民の足 ムーバス

ムーバス平成7年に武蔵野市が全国に先駆けて導入したコミュニティバスです。料金は100円、毎日5000人近くが利用しています。地域住民や武蔵野を訪れる人に愛され、運行開始以来5路線まで拡大しています。営利目的で行っている事業ではありませんが、営業的に黒字であり高い利便性で好評を得ていることが分かります。
全国初のユニークな試みが、今では市の交通を支える、大黒柱となっています。

魅力再発見!! 吉祥寺まち案内所吉祥寺まち案内所

百貨店に総合案内所があるように、まちにも総合案内所をつくろうという試みです。「うまいラーメン屋はどこ?」、「オススメのカフェがあったら教えて?」、「道が分からないから教えて下さい」といったちょっとした質問でも、的確なアドバイスをもらえるという、文字通り、まちの案内所です。
案内人は吉祥寺コンシェルジュとよばれ、吉祥寺を愛してやまない人たちがボランティアで参加しています。コンシェルジュはそれぞれの得意分野を持っており、そのジャンルは、食・音楽・居酒屋・雑貨屋・美容室など多岐に渡っています。吉祥寺を訪れた際には一度尋ねてみてはいかがでしょう。その時のコンシェルジュならではのアドバイスで、吉祥寺の見方が変わったり新発見があったりするかもしれません。

高まる防犯意識と、問われる行政の手腕

市政に対する要望

これまで市政に対する要望として「高齢者福祉の推進」がトップを取り続けていましたが、昨今の事件の増加、犯罪の凶悪化・多様化により懸念が高まり、平成16年度に初めて「安全な市民生活の確保」という項目が重点課題として1位に躍り出ました。
行政としては、市民生活の基盤となる安全・安心を守るために、街路灯の照度アップ、死角の少ないまちづくりに着手しながら、市民団体、警察などの関係機関と連携し、市内パトロールの強化に努めています。

  • -●-安全な市民生活の確保
  • -●-高齢者福祉の推進
  • -●-自転車対策の推進
  • -●-子供施策・青少年施策の充実
  • -●-駅周辺の整備
  • -●-小・中学校教育の充実
  • -●-健康増進施策の充実
  • -●-緑化の推進と水辺空間の整備
  • -●-交通システムや道路環境の整備
  • -●-ごみ減量の促進

プチコラム 市民と連携した安全を守る取り組み

ブルーキャップ

紺色のドゴール帽を着用しているところから、ブルーキャップと呼ばれています。キャッチセールやスカウトなどの悪質なつきまとい勧誘行為からまちの人々を守っています。一時期、吉祥寺周辺の繁華街には悪質な客引きが50人ほどいましたが、地道な活動を続けた結果、今ではほとんど見られなくなりました。

ホワイトイーグル

青色回転灯付の白いパトロールカーがトレードマーク。まちの安全を守る目として、毎日市内をパトロールしています。市内全域の保育園や小学校など児童施設を中心に巡回し、不審者・危険物の発見・監視・通報を主な役割としています。事故や事件が発生した場合は、速やかに現場に急行し、警察や救急が到着するまでの間、応急処置や現場の整理を行っています。

広報さんに聴いてきました!

この度の取材にあたり、武蔵野市民の方から行政に対する意見や要望をうかがいました。
せっかくのいただいた貴重なご意見ですので、市の広報に答えていただきました。

「駐輪場が少ない」「放置自転車や危険運転など自転車のマナーが悪化している」という不満の声が多数挙げられました。市政アンケートでも、「自転車対策の推進」が課題として上位に再浮上しています。市としてどのようにこの課題を解決しようとしているのでしょうか?

不名誉なことに、武蔵野市は過去に放置自転車問題で全国的に有名でした。放置自転車は安全な通行を妨げますし、障害者の方にとっては非常に危険なものになります。そういった事態を解消するために、全国初の放置自転車撤去条例を制定しましました。放置禁止区域に放置した場合は、発見しだい即時撤去という厳しい規定があります。その一方では、通勤・通学で自転車を利用される市民の方々向けに登録式自転車駐輪場の整備を進めてまいりました。
その成果もあり、一旦自転車関連の課題は落ち着きましたが、自転車利用者の増加により再度課題として浮上してきたのではないでしょうか。市としても駐輪場の整備などを考慮したいところですが、どうしても土地が必要な事柄ですので簡単に実現できないのが悩みどころです。また運転マナーについては、条例の制定を検討しておりましたが、上位法令が存在しますので、こちらも罰則規定の制定など、多くの問題を抱えています。
広報活動や学校などでの指導を通して、マナーの啓発活動に取り組みながら、課題を解決するべく、継続的に施策の検討を行っているところです。

市内の医療機関を充実させてほしいという要望がありました。
市として地域医療とどのように関わりをもっているのか、お聞かせいただけますか?

武蔵野市は市民病院を運営するというかたちで、地域医療に参画するというスタンスではありません。現在、市では、武蔵野赤十字病院を基幹病院とし、中核病院、かかりつけ医とつながる医療ネットワークが形成されています。そのネットワークを支援し活かす取り組みで、地域医療の質向上に貢献しようと努めています。
例えば、現在日本では小児科医の減少が課題として叫ばれていますが、武蔵野市ではその課題解決のために、武蔵野赤十字病院と提携関係を結びました。小児科医の増員と人員確保のために市が財政支援を行うというものです。武蔵野赤十字病院は小児科医を8名から10名に増員し、現在もその体制を維持しています。全国的に不足傾向にある小児科医を確保するために、地域の医療インフラを活かした事例です。
まちのバリアフリー化など自治体が先頭に立って行う事業も重要ですが、市民の意欲や既存のシステム・インフラを影で支える裏方的な活動でも地域に貢献していきたいと考えています。

武蔵野市の良いところ・好きなところとして「緑・自然の豊かさ」をあげる人が数多くいらっしゃいました。まちの緑化を推進するなかで、市内の小学校にビオトープを整備する試みを行ったようですが、その狙いについて教えてください。

水と緑のネットワーク作りの一環として、小学校へのビオトープ整備を進めました。なぜ小学校を選択したかといいますと、小学校は市の各エリアに効率よく点在しネットワークを形成するにふさわしい条件を満たしていたからです。さらに、自然環境を創造することにより教育的効果も期待しています。
小学校のビオトープ以外にも、基幹ビオトープとして「むさしの自然観察園(北町ビオトープ)」をオープンしました。園内はケージで囲まれた生物飼育スペース、水生生物の観察棟が設けられています。ここで飼育された動植物は他のビオトープに提供され学習教材として活用されています。
ビオトープへ遊びに来る子供たちはヤゴや蝶などとふれあい、生きた自然環境を楽しんでいます。遊び感覚で自然の不思議・魅力・大切さを学んでくれることを期待しています。