「マンションも土地もやたらと値上がりしてるんだけど、この先どうなるの??」
こんな仕事柄、最近友人からよく聞かれます。
答えは、
「分かるわけない」
です。
そんなことがわかったらビルゲイツにもバフェットにもなれます。
(なれないか・・・)
しかし、分かるわけない、で考えることを止めてしまうのはつまらないので、
ない知恵絞っていろいろと考えてみます。
いつか勉強しなければと思いつつ、全くできていない金融工学にさっぱり暗い私は、
不動産を普通のマーケット商品として分解するしかありません。
まずは需要の部。
孫さんの口癖だった、「マクロなところから考えろ」を忠実に守り、
日本の総人口推移 (Thanks総務省!)

2006年をピークに減っていく、と。
う~む。。。
うーん。。。。
・・・。
これじゃ粗すぎてさっぱりわかないですね。。。
次は的を「不動産を買う人」に絞ってみます。
「不動産を取得する平均年齢は36~37歳でさらに若年傾向」
と言われています。
ってことで年齢別人口分布図 (これもThanks総務省!)

なるほど。
なんとなく見てきました。
上から見て最初の出っ張りが、いわゆる団塊の世代様たち。
この団塊様たちが不動産取得適齢期である36才くらいだった頃、
不動産も株式も狂喜乱舞で舞い上がったバブルに当てはまります。
もちろんバブルは世界現象だったので日本だけの事象を無理に当てはめてはいけません。
しかし事実として、
団塊様たちが36才だったとき不動産は高騰
しました。
次の出っ張りはいわゆる「団塊ジュニア」、「第二ベビーブーム世代」。
(実は私もここに当てはまります)
この世代の特徴は、「群れて行動する」です。
いやらしい言い方をすると、マーケットコントロールしやすい世代です。
この出っ張りの人たちが、今まさしく不動産取得適齢期を迎えています。
そして「群れる」属性なので、誰かが買うと皆それに習って買うという現象が発生しやすい。
すなわち、今は、
団塊ジュニア世代、たくさんの人が不動産買いに殺到しているとき
なのかも知れません。
次、供給の部。
うちの林口部長がオフィスの外の風景を眺めながらよく言います。
東京は土地だけでなく空間にも価値が生まれはじめているんだなぁ、と。
なーにをノドカなことを言ってやがるんだこのアンポンタン部長!
と思っていたのですが、
今考えるとこれはとても大切な事実です(部長スマン)。
不動産=日本領土=絶対数は不変
じゃなくなってきている。
建築技術の飛躍的進歩で、
なんと供給量は増加
しているのです。
というわけでまとめると。
確かに需要は今まさにバースト的に増えている。
しかし供給量も増えている。
だからジリジリ上がっている。
今後はというと、
2番目のグラフ通り、36才を迎える人口は今年あたりをピークにナダラカに減少し、
約35年後には現在の約半数にまで落ち込みます。
技術進歩が止まらない限り、不動産は増え続けます。
ということは??
ちなみに私は今36才。
不動産取得を検討していましたが今は様子見→賃貸続行に決めました。
金利上昇懸念とか相続とか給料とか子供生まれたとか。
人それぞれいろいろな事情があると思います。
上がる下がるは関係なしに、自分の生活に合った不動産との付き合い方が一番だなぁと思う今日この頃です。
ハセガワ
p.s
デザインハウスプロジェクト(DHP)盛り上がってきました。
これから建てる人も、建て替えを検討している人も、リフォームする人も、中古物件狙いの人も。
参考に一度は見ておかなければ後悔する建築デザイナー匠の仕事事例集はこちら。